リスティング広告「代理店運用」のメリット・デメリットと、失敗しないために気をつけるべきこと
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リスティング広告に代表される「運用型広告」は、リアルタイムに配信結果を確認でき、コンバージョンタグを埋め込むことで問い合わせや申込み数に対する広告費を計測できます。
ビジネスを効率的に育てていくうえで非常に有用な手段ですが、継続的に成果を出すためには多くの工数がかかるため、その運用を「代理店に任せる」ことができます。
代理店に広告運用を依頼する場合のメリット・デメリットには次のようなものが挙げられます。
本記事では代理店に広告運用を依頼する場合のメリット・デメリットの解説と、デメリットを最小限におさえ、広告運用を失敗させないために気をつけるべきことをお伝えいたします。
デメリット1. 代理店・担当者のスキルを事前に知ることができない
事前に代理店の実績や担当者のスキルを知ることは難しく、運用開始後に「期待していた成果との乖離が激しい」や「成果に対しての振り返りレポートがわかりづらい」、ということが起こる可能性もあります。
運用経験者でないと、判断基準を決めることも難しく代理店選びに悩み、依頼までに時間がかかってしまうこともあるかと思います。
代理店によっては現在配信中の広告アカウント分析をおこなってくれるところもあるので、積極的に利用し提案内容の良し悪しによって判断するとよいでしょう。
デメリット2. 運用手数料がかかる
運用手数料は広告費の20%前後が相場となっています。
たとえば、広告費が100万円であれば、手数料は20万円になり、広告代理店に支払う金額は合計の120万円になります。
- 広告費:1,000,000
- 手数料:1,000,000×20%=200,000
さらに、手数料を含んだ金額で広告予算を組んでいる場合は、それも含めて実際に広告へ掛けることのできる広告費を算出する必要があります。
たとえば、手数料を含む広告予算で100万円とするならば、実際に使える広告費が約83万円、残る約16万円が代理店へ支払う手数料になります。
- 広告費:1,000,000÷(100%+20%)=833,333
- 手数料:1,000,000-833,333=166,666
代理店に伝える予算に手数料を含まれているかは事前にしっかりと伝えるようにしましょう。
デメリット3. ノウハウが蓄積できない
代理店に広告運用を依頼すると、広告に関するノウハウを蓄積していくことが難しくなります。
しかし、代理店によってはこまめに質問に答えてくれたり、月次のレポートで課題点とそれに対する考えを共有してくれたりします。
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