![](data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABYAAAAXCAMAAAA4Nk+sAAAABGdBTUEAAK/INwWK6QAAABl0RVh0U29mdHdhcmUAQWRvYmUgSW1hZ2VSZWFkeXHJZTwAAAAwUExURbTe/2u9/2O19+f3/0qU1sbn/2Ol3qXW/5zW/63W/3O9/4zO/9bv/4TG/////////34tGU8AAAAQdFJOU////////////////////wDgI10ZAAABo0lEQVR42mLghwIeMIDxAAKIASrIzcTLzcvLyA4VBgggBoggLw8fGLByQSQAAggkzMrEysfMzcbGxsvKx8cOFgcIIKAwDxMzHy8LEzc3Ny8bGw8fA0gcIICAwow8fGxMnJycDEDEy8LKx87Jzw8QQAz8DBxgUQ6gAawcnLwszHyM/PwAAcTAz8jHysbOwc7BwMzMwM7BwcTGx8rODxBADDy8fGy83BzcHOwMQFEgBVTOxA8QQAw8nHwsvBxAPicfH5Dk5mbj5OPlAQggBh5WZhagT7h5gcJgmo2bj5sHIIAgwiAAEgYBsDBAADHwMPBBhNlhwpxAYYAAYuABuo8NxOWGCoNcyAMQQAz8XEAHcgEBBx8fiGJj4+Ph5QcIIAZ+dlagciAfpBooysLDx83KDxBAQM9z8TGzsTExgiEb0PNAxfwAAQQU5uTl4+NmAcoAw5CNmY+ZCRgZAAEECliQOA8oYIGO4OPhAgkBBBA4Gji5WPmggJ2JFSQCEEDQSGPn4mZlZWXgZeSE8AECiAEWqZzcQMdwwngAAQQX5keOeH6AAAMAlF8VLPn5lcgAAAAASUVORK5CYII=)
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今から保存版?究極のGoogleのパンダアップデート対処法」 からご覧ください。
Googleのパンダアップデート英語版が世界展開開始、ということで、いよいよ次は日本語対応&日本展開はいつ?ということが注目の的ですよね。SEO Japanでもパンダアップデートに関する多数の記事を紹介していますが結局はある程度の規模のコンテンツサイトであれば、コンテンツファームかどうか問わず順位下落のリスクはありそうな雰囲気ですし、ウェブマスターさんの眠れない日々はしばらく続きそうですね。今回はそんな悩めるあなたのために、サーチエンジンランドから現時点で究極のともいえるパンダアップデートの対処法についてご紹介。かなりの長文ですが熟読した上で、パンダアップデートに臨みたい。 — SEO Japan グーグルの最新のアルゴリズムの変更は、クエリの12%近くに影響を与えている。つまり、大規模なサイトも小規模なサイトも、今週、ウェブの分析レポートに目を通し、トラフィックが大きく右肩下がりになっている様子を目の当たりにしている。このような状況下では、戦略的、そして、客観的にに考えるのは難しく、混乱し、憤りを感じるはずだ。 気持ちは分かる。しかし、サイトのトラフィックを元通りに戻したいなら、評価を行うための実現可能な措置を策定し、変化を起こす必要がある。たとえ巻き添えによる悲劇であったとしても、限られた時間とリソースをトラフィックを戻してくれそうな戦略に用いたいところだ。今実行可能な戦略、そして、避けるべき方法を詳しく知りたいなら是非このエントリを読む進めていってもらいたい。 効果のない戦略 周りの人達にアピールする行為やグーグルのエンジニアの同情を誘う行為には、トラフィックを戻す効果が見込めない。グーグルは、検索の質を改善するため、アルゴリズムの変更に対して大々的なテストを行っており、内部のデータが著しい改善を示すまでは大規模な変更は行わない。グーグルはデータで動く企業であるため、事例報告が具体的な数字を打ち負かすことはあり得ないのだ。 また、グーグルの立場になって考えてみてもらいたい。ウェブがどれだけ大きいのか考えてみよう。マイナスの影響を受けた多くのサイトのオーナー達からグーグルのミスだと言われる状況を想像してもらいたい。アルゴリズムを使ってランキングを特定する目的は、それぞれのサイトを個別に人間が判断する不可能なタスク、そして、そのために必要とされるであろう検閲を避けることである。グーグルのオーガニック検索製品の土台は、大規模な質のシグナルを使って、ウェブを格付けする仕組みを特定することである。この土台がなければ、すべてが崩壊してしまう。 先日のワイアードのエントリは、グーグルが実際には個別のサイトを調査し、修正したと示唆しているが、グーグルははっきりと否定し、この変更が完全にアルゴリズムを主体としている点、そして、内部のデータが検索の質が全体的に改善されていることを裏付けている点を強調した。つまり、グーグルは改善を継続して行っていくものの、変更を元通りに戻すつもりはさらさらないことになる。 とは言ったものの、このエントリで推薦する評価を一度終え、何も変えるべきところがないなら、ウェブマスターのディスカッションフォーラムにスレッドが用意されているので、状況の詳細を伝えることも出来る。また、このエントリの後半では、このスレッドに投稿する際の最善の方法を伝授する。 「なぜ私が犠牲に?」と尋ねる ランキングの下落をサイトの質に関するグーグルからの意見書と捉え、個人的な恨みを抱えてしまう人もいるだろう。影響を受けた企業の中にはPRを使って悲痛な憤りを表明するサイトもあった。先週、40%の検索トラフィックを失ったhealthcastle.comを運営するグロリア・ツァン氏はプレスリリースを出し、「質の低いサイトとして名指しされるのは辛いことです。なぜグーグルが私たちのサイトを質の低いサイトと決めた理由を知りたいです。」と述べた。 このような感情がプレスリリース、ブログのエントリ、役員室、そして、掲示板で繰り返し述べられている。気持ちは分かるが、その“なぜ私が犠牲に?”と言う疑問を“サイトの何が原因で影響を受けることになったのか?”と言う疑問に変えてもらいたい。これはアルゴリズムの変更であり、特定のサイトを狙っているわけではない。グーグルのエンジニア達は、ブレッコ式のブラックリストを作ったわけではない。そうではなく、アルゴリズムは特定の質(および質以外)のシグナルを検知する。「なぜ私が?」と言う疑問からサイトを建て直す方法を説明する。 Googleと話す機会を要求 影響を受けたサイトのオーナーの多くが、まずこのようなリアクションを起こす。そのためにグーグルが開いたウェブマスターディスカッションフォラームのスレッドで、「グーグルのスタッフと是非話をしたい。」と堂々と述べている人がいる。 先程述べたウェブのサイズについて思い出してもらいたい。これは現実的ではない。そして、上述したように、グーグルの検索の質を担当するスタッフに直談判し、サイトの素晴らしさ、そして、不運にも巻き添えを食らっただけだと言う点に同意してもらえたところで、グーグル側に出来ることは何もない。グーグルがウェブマスターのディスカッションスレッドの中で指摘しているように、「これはアルゴリズムの変更であり、[そのため]例外を特別に作ることは出来ない」のだ。サイトを用いてアルゴリズムを調整し、その結果、最終的にトラフィックを元に戻すことが出来るかもしれないが、そのサイトを常にランキングを回復するホワイトリストに載せることは不可能であり、また、新しい変更をそのサイトのためだけに実行する可能性は極めて低いと言わざるを得ない。グーグル内部のテストを行った結果、この変更が検索の質を全体的に改善したことが分かっており、大多数のユーザーの満足度を基に決定を下す必要があるのだ。 Googleにアルゴリズムを変える方法を伝える 質の高い検索結果を生成するのは非常に複雑であり、グーグルの検索エンジニア達は何年間もかけてこの作業に全力で取り組んでいる。グーグルがこの問題に関して意見を聞くために開いたスレッドに投稿された次のようなコメントは、検索エンジニア達が常に追跡している要素のことを全く考慮していないように思える: 私の提案を披露しよう。注文ボタン付きの安全なショッピングカートを用意しているサイトを考慮したアルゴリズムの調整を行うと言うのはどうだろうか。純粋なコンテンツサイトと同じコンテンツの基準を用いるべきではない。eコマースのサイトは、製品を販売している場合、製品を作成して直接販売しているケースを除き、オリジナルのコンテンツを用意しているわけではない。そのため、買い物かごボタンを持つ製品ページには同じ基準を当てはめることを止めて、eコマースのためにアルゴリズムを変更するべきだ。 グーグルにアルゴリズムの作成を指南するために何時間も費やす代わりに、その時間をサイトの改善に投じるべきである。 次のステップおよびトラフィックを取り戻す方法 まずは問題の原因をピンポイントで探り出し、問題の範囲を狭めていこう。このプロセスの最初のステップは時間はかかるが、具体的な数字を分析するだけの容易なステップと言えるだろう。しかし次のステップは難易度が増す。なぜなら主観的な評価が求められるからだ。しかし、このステップでもデータが助けてくれるはずだ。 分析したデータを確認して、適切な問題を調査している点を裏付ける サイトが2月24日に突然トラフィックをすべて失ったなら、このアルゴリズムの変更のインパクトを受けた可能性はとても高い。しかし、サイトのトラフィックは様々な理由で上下する点を忘れないでもらいたい。そのため、解決策を探すために多くの時間を投じる前に、原因を確認する価値は十分にあるはずだ。 トラフィックが減少した日時を調べる。 2月24日以外にトラフィックが減少したなら、関係ない可能性がある。それでも、グーグルは常にアルゴリズムを調整しており、そして、すべての関係者が最高の検索結果を提供することを目的として作業しているため、このエントリのアドバイスが役に立つ可能性はあるので、さらに読み進めていってもらいたい。 トラフィックのソースを調べる。 トラフィックはすべてのチャンネルで減少しているのだろうか?それともグーグルのオーガニック検索だけだろうか?トラフィックの下落がグーグルのオーガニック検索だけではない場合、別の問題が起きている可能性がある。サイトの一部のセクションがエラーを返しているだろうか?検索のトラフィックが落ちたわけではなく、広告主が広告キャンペーンを停止しているのか、あるいは多数のビジターを送っていたトラフィックの多いサイトからのリンクを失ったことが原因なのかもしれない。トラフィックが全ての検索エンジンで減少しているなら、robots.txtのファイルがサイトの大部分をブロックするように誤って設定されていることも考えられる。 トラフィックの減少がグーグルのオーガニック検索によるものだと特定したなら、パンダアップデート(あるいは同様のアルゴリズムの変更)が原因と考えて問題ないだろう。以下にこのケースが考えられるグーグルのウェブマスターツールの一例を掲載する。 下落しているクエリのカテゴリおよびページを特定する ウェブの分析データおよびグーグルのウェブマスターツールズを確認し、どのクエリが減少傾向にあるのか調べてみよう(データをエクセルにエクスポートするとこのプロセスは容易になるだろう)。トラフィックは全体的に減少しているだろうか?ブランドのトラフィックが減少しているだろうか?影響を受けているのは特定のカテゴリーのみだろうか? 仮想の車に関するサイトについて考慮してみよう。車のレビューに関連するトラフィックは減っていないものの、地域の中古車ディーラーの検索にカレンするクエリのトラフィックが減っているのだろうか?グーグルウェブマスターツールズは、各クエリの平均的なポジションを表示しているため、格付けの下落もチェックすることが出来る。 以下に私の仮想の車のサイトに対するクエリのカテゴリのインプレッション、クリック、そして、平均のポジションを示すウェブマスターツールズのデータを掲載する(このデータはあくまでも例として偽造したものである)。このデータは前月比の変化をエクスポートした過去のデータを使って比較しているが、過去のデータを持っていない場合でも、グーグルウェブマスターツールズが提供する変化の確率の情報を使って同じような分析を実施することが出来る。 この例では、車のレビューに関連するトラフィックと共にブランドのトラフィックが一定していることが分かる。しかし、備品に関連するクエリのトラフィックが半分に減り、車のディーラーに関連するトラフィックはほぼゼロにまで下落している。 ナイン・バイ・ブルーで提供しているレポートパッケージは、このデータを過去に遡って追跡するだけでなく、カテゴリ別にクエリを追跡して、カテゴリごとにインプレッション、クリック、そして、ポジションにおける変化の高い率を計算する。その結果、個別のクエリごとに追跡するよりも情報の解析が大幅に楽になる。 車の備品に関連するクエリをさらに詳しく見ていこう。このデータはインプレッションの最大の下落を基にまとめられているが、クリックおよびランキングのポジションの最大の下落を基準としてデータを閲覧することも可能だ。この例では、ランキングが一部のクエリで大幅に落ちていることが分かる(100個のスポット)。しかし、その他のケースでは数えるほどしかランキングは落ちていない。結果の1ページ目以降に格下げされ、サイトが大幅にトラフィックを減らしているケースを区別すると(大幅なランキングの減少に対して)、ランキングを取り戻すのが容易なページ、そして、より明らかな問題の兆候を探すために注目するべきページを特定する上で役に立つだろう。 ランキングは落ちたものの、1ページ目の結果に留まっている場合、インプレッションの数は減っていなくても、クリック数およびクリックスルー率は低下しているだろう。以下の表はディーラーのカテゴリで大幅にクリックスルー率が落ちたクエリを示している。この例には、インプレッション自体は増えているものの、1ページ目の結果でのサイトのランキングは下がっているため、クリックスルー率およびサイトへのクリック数が大幅に下落していることが表れている。 大半のトラフィックを失ったページにも注目してもらいたい。この際、グーグルのウェブマスターツールズのサーチクエリ & トップページが便利である。日時の範囲のフィールドの開始日を2月25日に変えると、下落の確率ごとにページを分類することが出来る(インプレッションおよびクリック数の減少でもソートを実施することが可能)。繰り返すが、初めにエクセルにエクスポートしておくと、トラフィックが多かったページごとの絞り込みが容易になる。また、平均のポジションごとに分類して、URLをパスレベルのデータに分けることも可能だ。ただし、このレベルの分析を行う意味があることが条件である。 以下に車の仮想サイトのページレベルのデータを掲載する: サイトのFAQセクションは、特に大きな影響を受けたようだ。例えば、このデータをパスごとに分類し、ディレクトリごとのランキングの平均の落下を計算することが出来る。しかし、この類の計算には注意する必要がある。あるURLが2位から500位に下落し、別のURLが6位から7位に下落している場合、フォルダーに対する平均の下落率は歪められているように見える。そのため、まずはページレベルで分類することが肝要だ。 以下の表で、私はディレクトリごとにデータを集め、ランキングの低下の平均値を割り出した。FAQのセクションは芳しくないが、最もランキングの低下が激しかったのは、地域のディーラーのディレクトリであった(このデータを過去のデータおよび分析データと組み合わせて、失ったトラフィックの量ごとに優先順位を決めることが出来る)。 サイトがクエリに対してどのように格付けされているかを含め、さらに正確なデータを得るため、ウェブのみ、米国のみでデータを絞り込み、以下に掲載しているように、アルゴリズムの変更の前後でデータの範囲を比較してみよう。 サイト全体が影響を受けているのか、または特定のトピックやページのみが影響を受けているのかのいずれかに該当するのか検討がつけば十分である。このアルゴリズムはサイトにとらわれず、ページレベルベースで特定の質のシグナルに注目するため、サイトが打撃を受けたと思いたくなるが、実際に影響が出ているのはサイトの特定のページである。 この変更の影響を大幅に受けているサイトでさえこの傾向が見られる。mahalo.comを例にとって考えてみよう。マハロは大幅にトラフィックを失ったと見られており、事実、既にスタッフの10%を解雇している(前兆は見えていたにも関わらず)。しかし、マハロは今でも[how to become a travel agent vermont](トラベルエージェントになる方法 バーモント州)等の一部のクエリで上位にランクインしている。 [...]
![](data:image/png;base64,iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAABYAAAAXCAMAAAA4Nk+sAAAABGdBTUEAAK/INwWK6QAAABl0RVh0U29mdHdhcmUAQWRvYmUgSW1hZ2VSZWFkeXHJZTwAAAAwUExURbTe/2u9/2O19+f3/0qU1sbn/2Ol3qXW/5zW/63W/3O9/4zO/9bv/4TG/////////34tGU8AAAAQdFJOU////////////////////wDgI10ZAAABo0lEQVR42mLghwIeMIDxAAKIASrIzcTLzcvLyA4VBgggBoggLw8fGLByQSQAAggkzMrEysfMzcbGxsvKx8cOFgcIIKAwDxMzHy8LEzc3Ny8bGw8fA0gcIICAwow8fGxMnJycDEDEy8LKx87Jzw8QQAz8DBxgUQ6gAawcnLwszHyM/PwAAcTAz8jHysbOwc7BwMzMwM7BwcTGx8rODxBADDy8fGy83BzcHOwMQFEgBVTOxA8QQAw8nHwsvBxAPicfH5Dk5mbj5OPlAQggBh5WZhagT7h5gcJgmo2bj5sHIIAgwiAAEgYBsDBAADHwMPBBhNlhwpxAYYAAYuABuo8NxOWGCoNcyAMQQAz8XEAHcgEBBx8fiGJj4+Ph5QcIIAZ+dlagciAfpBooysLDx83KDxBAQM9z8TGzsTExgiEb0PNAxfwAAQQU5uTl4+NmAcoAw5CNmY+ZCRgZAAEECliQOA8oYIGO4OPhAgkBBBA4Gji5WPmggJ2JFSQCEEDQSGPn4mZlZWXgZeSE8AECiAEWqZzcQMdwwngAAQQX5keOeH6AAAMAlF8VLPn5lcgAAAAASUVORK5CYII=)