HCD-Netセミナーin名古屋2012 (第3回) | HCD-Net

HCD-Net - 2012年7月4日(水) 06:20
このページは、外部サイト HCD-Net の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「HCD-Netセミナーin名古屋2012 (第3回)」 からご覧ください。
『物語には、形式的な意思決定の方法では忘れられがちな要素を 的確に拾い上げる巧みな力がある。』 -ドン・ノーマン ( Things That Make Us Smartより) ある思いやメッセージを、集めた事実や実体験などに基づいて 『ストーリー』として語ることで、聞き手の想像力を刺激し、 より深い理解と共感、そして行動を生み出すことができます。 このストーリーを用いた伝達方法である『ストーリーテリング』は、 ビジョンやコンセプトを共有・浸透する上での有用性から、 様々な分野において改めて注目を集めています。 今回のワークショップでは、このストーリーテリングが HCDプロセスの中でどう位置づけられ、活用することができるのかを 学ぶよい機会となるでしょう。特にHCDプロセスの起点となる アイデアの発想段階におけるストーリーテリングの活用方法を、 実際のワークを通じて体験し、理解していただくことができます。 皆様のご参加をお待ちしています。 ★HCD-Netセミナーin名古屋2012の今後の予定 第4回目は、7月14日(土)を予定しています。テーマ: IAシンキング 第5回目は、8月または9月を予定しています。テーマ: XB法 ■日時:2012年6月30 日(土)13:20~20:30 (13:00 受付開始) セミナー:13:20~18:00 懇親会:18:30~20:30(希望者のみ) ■場所:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)1007小会議室http://www.winc-aichi.jp/conference/(JR・地下鉄・名鉄・近鉄)名古屋駅より ◎JR名古屋駅桜通口から  ミッドランドスクエア方面 徒歩5分 ◎ユニモール地下街 5番出口 徒歩2分 ■セミナー参加費:HCD-Net会員: 3,000円 学生会員: 1,000円、 一般: 5,000円、一般学生:1,000円 ■懇親会参加費:3,500円(希望者のみ) ■定員:50名(先着順) ■ セミナー内容 1.「HCD概論3(HCD演習2題)」   小林 正氏 (愛知工業大学情報科学部) 2.「ワークショップ(ストーリーテリング)」   酒井 洋平氏 (NHN Japan株式会社) ■参加申込方法: タイトルを「セミナーin名古屋③」として 以下の内容をhcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。 ------------------------------------------------------- 氏名: 所属: 電話番号: メールアドレス: 会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生 懇親会:出席・欠席 ------------------------------------------------------ 請求書をご希望の場合は本文にその旨と、 請求書のあて先と郵送先をご指定ください。 受付メールを事務局より返信いたします。 参加費の支払い方法の案内は 受付メールに記載されています。 受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で 届かない場合は事務局にご連絡ください。
名古屋地区で開催する連続セミナーの第3回目をウィンクあいちで開催しました。名古屋地区においてUX関連のセミナーが3週間連続で土曜日に開催される状況の中で、参加者の伸び悩みに一喜一憂しましたが、最終的に40名もの方に参加して頂くことができました。
今回は、UX Tokyoが翻訳を担当した「ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング」の本の翻訳者の1人であるNHN Japan の酒井洋平様にお越し頂き、「ストーリーテリング」というテーマでワークショップを実施しました。
まず、小林から「HCD 演習2題」と題して、HCDの基本となるアフォーダンスの概念、人間中心設計プロセスの失敗例などを解説し、簡単な演習を行いました。名古屋地区におけるセミナーの参加者は、HCD-Net会員がほとんどの関東地区と違って、HCD-Net会員が全体の1/3程度しかいません。また、前回までのアンケート結果からHCDの初心者も少なくないと考えられたため、ギブソンが提唱し、ドナルド A. ノーマンが普及させたアフォーダンスの概念も丁寧に解説し、人間中心で考えない場合の設計プロセスの失敗例をわかりやすいスキット形式の題材を取り上げて演習という形で解説しました。
次に本論である「ストーリーテリング」のワークショップを行いました。5人で1グループを構成し、身近なテーマ(「飲み会の設定」「旅行の計画」)を題材にして、アクティブ・リスニングを行い、ストーリーの断片を集めることからスタートしました。参加者は「インタビュアー」「ストーリーテラー」「ノートテイカー」の役割を順にこなして、ストーリーの断片をアネクドートという形で抽出していきました。これらのアネクドートをカテゴリ分けしてストーリー要素とし、英雄構造形式のストーリーに紡いでいき、このストーリーの問題点を解決するアイデアを加えて、UXストーリーを完成させました。できあがったUXストーリーは、ターゲットオーディエンスを経営者またはユーザーに設定して、エレベーターピッチを想定してグループごとにプレゼンを行ってワークショップを締めくくりました。
当初の終了予定時間よりも40分近くオーバーしましたが、何とか全グループが最終プレゼンまでこぎつけて、無事に終了しました。ストーリーテリングのワークショップを初めて体験した参加者の皆さんにとっては、身近な題材からUXストーリーを紡いで問題解決のアイデア出しまでを短時間で行った、このワークショップはかなり充実したものだったのではないかと思います。酒井様、参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
名古屋地区で開催する連続セミナーの第3回目をウィンクあいちで開催しました。名古屋地区においてUX関連のセミナーが3週間連続で土曜日に開催される状況の中で、参加者の伸び悩みに一喜一憂しましたが、最終的に40名もの方に参加して頂くことができました。
今回は、UX Tokyoが翻訳を担当した「ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング」の本の翻訳者の1人であるNHN Japan の酒井洋平様にお越し頂き、「ストーリーテリング」というテーマでワークショップを実施しました。
IMG_1593s.jpg
まず、小林から「HCD 演習2題」と題して、HCDの基本となるアフォーダンスの概念、人間中心設計プロセスの失敗例などを解説し、簡単な演習を行いました。名古屋地区におけるセミナーの参加者は、HCD-Net会員がほとんどの関東地区と違って、HCD-Net会員が全体の1/3程度しかいません。また、前回までのアンケート結果からHCDの初心者も少なくないと考えられたため、ギブソンが提唱し、ドナルド A. ノーマンが普及させたアフォーダンスの概念も丁寧に解説し、人間中心で考えない場合の設計プロセスの失敗例をわかりやすいスキット形式の題材を取り上げて演習という形で解説しました。
次に本論である「ストーリーテリング」のワークショップを行いました。5人で1グループを構成し、身近なテーマ(「飲み会の設定」「旅行の計画」)を題材にして、アクティブ・リスニングを行い、ストーリーの断片を集めることからスタートしました。参加者は「インタビュアー」「ストーリーテラー」「ノートテイカー」の役割を順にこなして、ストーリーの断片をアネクドートという形で抽出していきました。これらのアネクドートをカテゴリ分けしてストーリー要素とし、英雄構造形式のストーリーに紡いでいき、このストーリーの問題点を解決するアイデアを加えて、UXストーリーを完成させました。できあがったUXストーリーは、ターゲットオーディエンスを経営者またはユーザーに設定して、エレベーターピッチを想定してグループごとにプレゼンを行ってワークショップを締めくくりました。
IMG_1615s.jpg

IMG_1632s.jpg

IMG_1634s.jpg

IMG_1669s.jpg
当初の終了予定時間よりも40分近くオーバーしましたが、何とか全グループが最終プレゼンまでこぎつけて、無事に終了しました。ストーリーテリングのワークショップを初めて体験した参加者の皆さんにとっては、身近な題材からUXストーリーを紡いで問題解決のアイデア出しまでを短時間で行った、このワークショップはかなり充実したものだったのではないかと思います。酒井様、参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

JIAA
一般社団法人日本インタラクティブ広告協会の略称。 媒体社、広告代理店、調査 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]