ソフトバンクはインド最大級のECプラットフォームを運営するスナップディールへ約677億円を出資する。グループの米国子会社SoftBank Internet and Media, Inc.(SIMI)を通じて出資し、スナップディールの筆頭株主になることで合意。ソフトバンクグループはインドネシアの有力EC企業への出資でも合意しており、アジアのEC市場で攻勢をかける。
スナップディールは2010年に設立。運営するECプラットフォームは「snapdeal.com」で、登録ユーザー数は2500万超。加盟店数は5万を超え、インド最大級のEコマースサイトという。
孫正義社長は、「インドは現在さらなる発展に向けてターニングポイントを迎えており、今後10年に渡り、力強く成長し続けると確信している。この確信のもと、インド市場の発展をサポートするため、今後数年インドに戦略的投資をしていきたいと考えている」とコメント。
SIMIのニケシュ・アローラCEOは、「インドはインターネット人口が世界3位であるものの、Eコマース市場規模はあまり大きくない。この状況はインドには、より良く、早く、安いインターネット環境が構築されれば、大きく成長する可能性があることを意味する」としている。
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「snapdeal.com」のサイトイメージ
ソフトバンクはアジアのEC企業などに対する出資を加速しており、10月22日にはSIMIや米国のベンチャーキャピタルなどと共同で、インドネシア最大級のECマーケットプレイスを運営する「PT Tokopedia)に約107億円を出資すると発表している。
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