JTB総合研究所は11月7日、「海外ショッピングレポート(2014)~日本人海外旅行者の動向と購買行動」を公表、年齢が若い人ほどSNSの投稿で消費意欲が高まる傾向にあることがわかった。
今回の調査はインターネットショッピングの台頭も踏まえ、海外旅行をする人の消費動向を調べたもの。そのなかで、消費行動におけるSNSの影響も調査した。
アンケート全体では「SNSで見た商品を買いたくなったことはない」と回答した割合は53.5%。年齢が高い人ほどSNSの影響は受けていないが、若年層はSNSを見ることによって消費意欲が高まる傾向にある。
20代男性と20~30代女性ではSNSが購買の引き金となっている傾向がある。とくに20代男性はSNSの影響を受ける割合が高く、「その場に旅行してでも買ってみたくなる」(12.6%)、「旅行しなくて済む範囲で探して買ってみたくなる」(20.4%)と回答した。
女性の場合は、「買おうか悩んでいる時の後押しになる」という人が多く、30代女性では3割にのぼる。男女ともに30代以上では年齢が上がると「SNSで見た商品を買いたくなったことはない」という人の割合が増加している。
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JTB総合研究所のSNSが消費者に与える影響調査
JTB総合研究所では「SNSの浸透などによって、とくに若い世代ではSNSでの投稿で商品を見ることが旅行や購買のきっかけとなっている」とまとめている。
調査概要は次の通り。
- 調査方法:インターネットアンケート調査
- 対象者:日本在住の20歳から79歳までの男女1030人(過去9か月以内に1回以上海外旅行をしたことがある人)
- 期間:2014年9月10日(水)~2014年9月18日(木)
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オリジナル記事:若い人ほどSNSの投稿を見て買い物する意欲が高い、SNSが与える消費行動への影響調査 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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