テーマは自分。ログを一番使うのは誰なのか?
テーマは自分。ログを一番使うのは誰なのか?
いしたに たつをさん、テーマを絞らず何でも書きますよね。
たつを はい、テーマは絞らない。
いしたに たつをさん自身がわりとなんでも面白がる人というのはあると思うんですが、絞らない理由はありますか?
たつを 基本のスタンスが日記ですからね。その日の出来事などで、興味のあることを書くんですが、絞ってしまうと書きたいことが書けない。活動メモみたいなものですから。テーマを絞る=活動を絞る感じがします。
いしたに ログを貯め込む意味ってのは、基本は発見だと思うんですよ。他人や未来の自分に発見してもらうためにログを公開する。そう考えると、テーマを狭くするのも広くするのも、書く本人が自覚しているという点で、実は同じなんじゃないかと思ってきました(笑)。
たつを 将来の自分が、過去の自分について検索するわけだから、特定のテーマに絞ってないだけで、よく言われるように「テーマは自分」って言うこともできますね。そのログを誰が一番よく使うか、ってことです。
いしたに なるほど、それはわかりやすい。堀さんは読書に向けてのログだから、狭くしているし、たつをさんは自分が入るから、広くしている。やっぱり同じなんだ。
たつを 自分さえ良ければいい、となると広くなるのです(笑)
いしたに 堀さんがたつをさんを指名した理由がなんとなくわかった気がします。
たつを 広くするといえば、表記のゆれとかも統一しないようにしてたりします。堀さんみたいにしっかりした文章を書くのとは対称的です。表記のゆれは、未来の自分がどういう表記で検索するか分からないから残してます(「[を] 思い込みカッコ」参照)。技術が進歩すればなんとかなるとは思いますが、そこは過信しない主義なのです!
いしたに 過信しない(笑)
たつを 「あれなんだっけ?」というのがあると、検索できなくて見つからないので、文章スタイルも「広く」ならざるを得ない。ただ、この辺は試行錯誤中なので、マネしないほうがいいかもしれません(笑)
「たつをのChangeLog」を読むならこの記事から
いしたに そろそろたつをさんの自薦ベストエントリーに行きましょう。
たつを 1つ目は「[を] 人に恨まれたければ…」です。14年くらいブログを続けてきたわけですが、当初から守って来たことの一つに、個人攻撃をなるべくしないというのがあります。引用メモ的な記事なのですが、このあたりがベースですね。10年前のWeb日記界隈を見てると、お互いに攻撃しあって自滅しちゃったりとか結構ありました。そういうのはやめようと思ったんです。
カーネギー曰く、 死ぬまで他人に恨まれたい方は、人を辛辣に批評してさえおればよろしい。
その批評が当たっておればおるほど、効果はてきめんだ。
いしたに 他人を攻撃すると自分に返ってきますよね。
たつを 未来の自分が読んでも仕方がない情報ですし。ちゃんとしっかり吟味した批判記事ならいいですけどね。そして、2つ目は、自分のブログのスタンスをまとめた記事「[を] 長く続けるブロガーと辛口なブロガー」。続けられないとログが残せない、それじゃあしょうがないですからね。
長く続いているブロガーや辛口なブロガーはいるが、
長く続いている辛口なブロガーはない。
いしたに 関連記事(「[を] 最初から気合いを入れると続かない」「[を]「想定読者」と「ブログを書き続ける目的」について」)もいいです。この手の問題について定期的に考えているのがわかりますね
たつを 説教的なのがつづいたので最後は別系統で「[を] 公共交通機関を使ってIKEAに行く人のためのTips」。これは自分が未来に見ても楽しいだろうし、他の人にも役に立つだろうな、という記事で、実際、はてブで人気が出たりしているので、いくばくかお役に立てたかと思います。この記事がどうこうという話ではなく、「こういう記事をどんどんためていきたい、という目標があるんだぜ!」ということです。自分の記録(ログ)と他の人への情報という両面があるわけで、こういう二兎を追うような記事を書いていきたいところです。
いしたに 後半のIKEAのTipsもいいですね。ちなみにぼくは車派です(笑)
たつを 車で行ったら、車でのTipsを書くかなー(笑)
いしたに しまった書いてない(笑)
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