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SEO小ネタ3選: 作業の外部委託、ニッチ向けソーシャル、新規ページ専用ミニXMLサイトマップ

読むとだれもが1つや2つは「そういえば、そうだ」と行動を考え直すようなSEOの小ネタ

この記事では、SEOの小ネタを3つ紹介しよう。ジェンと私は先週、地元のタンパベイで開かれたサーチ&ソーシャル サミットというイベントに参加した。それから1週間たった今でもまだ頭に鮮明に刻み込まれている3つの小ネタがある。それは、私が何をするか、それをどのように行うかに違いをもたらすような項目だ。たぶん誰もが、1つ2つは、物事への取り組み方を考え直すことになると思う。

この記事で扱うのは次の3つだ。

外部に委託できることを改めて見直そう

イメージ画像:アウトソーシングについて真剣に考えてみる

ケビン・ヘンリクソン氏は控えめな人物で、顔を合わせたのはこのSearch & Social Summitが初めてだった。同氏は、Twitterで次から次へとつぶやいたり、LinkedInで自分の業績を事細かく披露したりするような人ではない。ブログの更新の少なさでは、私さえ負けるほどだ。私としては、もっと出してくれたらと思う。ヘンリクソン氏は鋭いビジネス感覚を持っており、自分でするべきか外部に委託(アウトソース)するべきかに関する彼にとっての境目は、私たちの大部分が考える範囲よりもずっと外側にあるようだ。

ヘンリクソン氏のプレゼンテーションは、アウトソーシングに関するものだった。きっと、今まで100回も聞いたような、「自分がいちばんうまくできることは自分でしよう。それ以外はアウトソーシングしよう」という、型にはまったものだと思っていた(これはこれで良いアドバイスだ)。だけど、ヘンリクソン氏のプレゼンテーションは違っていた。それは、コピーライティングや開発といったアウトソーシングしても当たり前と思われるようなものについて、現実的で実行可能な戦略についても論じていたが、それだけではなく、遠くに住んでいる両親のために家政婦を雇うといったような、かなり変わったことを委託した体験についても語っていた。

ヘンリクソン氏は、アウトソーシングをうまく活用してビジネスを成功に導くための確かなオンライン情報源を10以上取り上げた。地域ごとのニーズに応えてくれるcraigslist、Amazon Mechanical Turk、定番のElanceなどなどだ。なかでも私がいちばん興味を引かれたのは、oDesk99designsだった。

  • oDeskはオンラインにおけるワークストリームのためのマーケットプレイス。返信する必要のある重要なEメールを選別する時間がない? それなら、そんな単純作業を任せられる助手を雇ったらいい。新しいサイトのデザインをWordPressのブログで使えるように変える必要があるって? 料金を聞いたら、きっと驚くだろう。私も、ヘンリクソン氏のプレゼンテーションを聞いている最中にアカウントを作った。早く始めたくてうずうずしている。

  • 99designsは、自分で「デザイン・コンペ」を簡単に開催するためのプラットフォームときわめて強力なコミュニティを提供している。アカウントを作り、プロジェクトの概要を7つの簡単な項目に記入して数百ドルの料金を支払うと、1週間以内に99designsのコミュニティで作られた数十のデザインが届き、その中から好きなものを選ぶことができる。私のブログのロゴデザインは数年前にやっつけ仕事で作ったものだ。私は今がチャンスだと思い、99designsに飛びついて、自分のコンペを立ち上げた。数百ドルの支払いで、200ほどのロゴデザインを受け取った。このコンペの応募作を見て、よかったら有力候補の中から優勝作品を選ぶのを手伝ってもらえると嬉しい。

上述の例のような、アウトソーシングの手段を活用する方法についてもっと詳細を知りたいのなら、ランドが最近書いた記事が参考になるだろう。

ニッチなソーシャルニュースサイトでターゲットを絞ったプロモーションを

イメージ画像:ターゲットを絞ったプロモーション

普通、「ソーシャルニュース」と言えばDiggやRedditといった一般向けサイトのことがまず頭に浮かぶはず。こういったサイトからのトラフィックはすごいけれど、それは自分の記事をトップページに持っていけたらの話であって、引き付けることができるかどうかは一か八かであり、競争は激しい。

サーチ&ソーシャル サミットで、元気が出るような話を提供してくれたもう1人の講演者が、ソーシャル・マーケティングの天才ブレント・シュートラス氏だ。一般向けの大きなソーシャルメディアではなく、分野を限定したターゲットの明確なソーシャルメディアをうまく使うべきだという話だ。

一例を挙げると、シュートラス氏は女性に受けそうなコンテンツを投稿する絶好のサイトとして「kirtsy」を取り上げた。ここは、どこかから拾ってきた気味の悪い最新動画を投稿するようなたぐいの場所ではない。kirtsyのトップページで、現在もっとも人気の高いコンテンツのリストでは、工芸や育児といった話題では、小さな個人ブログがいくつか上がっているのを見て、びっくりした。

投稿されてから1年以上になるにもかかわらず、クリス・ウィンフィールド氏が10e20(現BlueGlass Interactive)で書いたニッチなソーシャルメディアサイトに関するリストは、依然として世にある最高のものだとシュートラス氏は語る。自分が運営するサイトにとってのチャンスを考えてみよう。このリストが書かれた後にも、新しいニッチなソーシャルニュースサイトはいくつか出てきているはずだ。

新しいコンテンツはすばやくインデックスさせよう

イメージ画像:新しいコンテンツはすばやくインデックス化させよう

マイケル・グレイ氏は、新しいコンテンツがより迅速にインデックスされるように、通常のサイトマップとは別に、登録数100ページ未満の小さなサイトマップの作成を推奨している。

グレイ氏は、新しいページが次から次へと加わるサイトや、追加したページを迅速にインデックスしてもらいたいと考えているサイトでは、新しいコンテンツだけを登録したサイトマップを使うことが鍵になることに気づいた。同氏のテストによれば、インデックスされるまでに、場合によっては数週間から数か月を要するような大規模サイトの深い階層にあるページでも、新しいコンテンツだけのXMLサイトマップを使えば、1日から3日程度しかかからなかったという。グレイ氏は、100ページを目安にするよう勧めている。これは、同氏のクライアントのニーズに合わせたものだが、新しいコンテンツがもっとたくさん出るサイトを扱っているなら、もう少し増やしても効果は変わらないだろう。

私ももちろん、これを試してみるつもりだ! 試した人は、結果を知らせてほしい。

まとめ

  1. 時間を最大限に活用しているか? ほかの人に任せられる作業を考え、それをアウトソーシングする。グラフィックに関することなら99designsを、そのほかのたいていのことならoDeskをチェックしよう。
    ※Web担編注 日本向けのこういったアウトソースを取り扱うサイトやサービスがあれば、ぜひ教えてほしい。
  2. クリス・ウィンフィールド氏のニッチ・ソーシャルメディア・サイトのリストに目を通す。うまくいけば、ソーシャルニュース上で自分のコンテンツの「人気が上がる」かもしれない。
    ※Web担編注 こちらも、日本向けのニッチなソーシャルサイト(たとえば検索マーケティングならスピン・ジャパンなど)があれば、ぜひ教えてほしい。
  3. 新しいコンテンツ用の小さなXMLサイトマップを別途作り、コンテンツが迅速にインデックスされるかどうかを調べる。

最適化の成功を祈る!

リンジー・ワッセル (Twitterのアカウント:lindzie)

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