日本ネット経済新聞ダイジェスト
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ベネッセ 子育て商品の「ウィメンズモール」を開設 口コミサイトや雑誌と連携

11月22日時点で114社が出店。ベネッセが発行している雑誌や口コミサイトと連携し集客していく。

ベネッセコーポレーションは11月7日、子供服や子育て商品に特化したネットショッピングモールを開設した。対象となるグッズを販売している事業者など、11月22日時点で114社が出店。ベネッセが発行している雑誌や口コミサイトと連携し集客していく。早期に流通総額200億円の達成を目指す。

開設したECモールは「ウィメンズモール」。会員数約300万人の女性コミュニティサイト「ウィメンズパーク」と連携し、口コミで評判になっている商品を販売する。質問に回答して得られるポイントをモール内で利用できる。雑誌「サンキュ」でも関連商品を特集して、モールへの誘導を図っていく。

モールでは、子どもの月齢・年齢ごとに商品が検索できるほか、内祝い、入学祝いなど目的別に選べるようにしている。

商品を探す際に、レビューサイトで評判を確認し、価格比較を行い、モールで実際に購入する女性は多い。それらをまとめて提供することで、このジャンルでナンバーワンのモールにしていく」(W&Fネット事業部・安田啓司部長)と話す。

スタート直後は不具合が発生する可能性があると考え、年内は外部への広告露出などを控える。12年から本格的な広告露出などを行い、知名度を高めていく。出店者も年明けから増やす予定。「対象となる商品を持っていて他のモールに出ている事業者にはすべて出店してもらいたい。今までECを実施してこなかったメーカーにも出店してもらう。ここに来れば、子育て商品はすべて揃うというモールにしていく」(同)。

ベネッセは07年8月に自社ECサイト「ベネッセショッピングモール」を開設していたが、「ウィメンズモール」を始めるにあたってこのサイトを「ベネッセライフスマイルショップ」に刷新した。他社の製品は取り扱わず、ベネッセオリジナル商品に絞った。同サイトの11年3月期の売上高は約70億円に達しており、会員は約85万人になっている。

・ベネッセ ウィメンズモール【ウィモ】 | マタニティ・育児用品から内祝ギフトまで
http://wm.benesse.ne.jp/

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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