フィードビジネス・サミット~FBS~ フォトレポート
2007年4月11日、東京都千代田区のベルサール九段にて、インプレスR&D主催、Feed Business Syndication(FBS)共催によるカンファレンス、「フィードビジネス・サミット ~CGM時代のネットマーケティング」が開催された。同セミナーは、Web 2.0時代における最先端のビジネス活用事例や現状を紹介するカンファレンス。フィードビジネス・サミットと名称を改めた第6回目では、Web 2.0的サービス群とRSS/Atomフィードの活用事例や最先端のサービスが紹介された。
メディアイノベーションとマーケティング
時代とともにメディアが変化しても、ブランドエクィティ、バリューエクィティ、リテンションエクィティ、3つの構成要素を常に考えながらビジネス展開していくことが重要であると語った前刀氏。爆発的人気を生んだiPod miniのマーケティング戦略の裏側などを交えながら、マーケティング展開のポイントを解説した。
日本にedge feeder/aggregatorは出現するか
Feed 2.0時代では、更新通知がメインのFeed 1.0から、Feed自体がメディア化する時代がくると語る小川氏。現在取り組んでいる、ブログやサイトの存在を前提としない日本発のFeedメディア「modiphi」の全貌についても語った。
Web 2.0時代のWindows Live で実現するUser in Control
浅川氏は、オンライン検索から始まる新しいユーザー主導型サービスをテーマに、Windows Liveの各サービスと、それを活用したビジネスソリューションを紹介した。
検索窓があって当たり前の検索エンジンから、“beyond the box”検索窓を使わない検索手法から生まれる新しい体験について。そしてWeb 2.0時代のユーザー参加型検索エンジンの可能性について、Windows Liveの各サービスとあわせて紹介した。
パネルディスカッション&ソリューションプレゼンテーション
午後に行われたソリューションプレゼンテーション。パネルディスカッションでは、ブログやRSSリーダーが普及し、RSS/Atom Feedの利用シーンが増加するなか、この先Feedはどこに向かうのか、そもそもFeedとはなんなのか。Feedの普及とともに訪れる非ポータル化時代の戦略などの議論が交わされた。また、ソリューションプレゼンテーションでは、リリースされたばかりの最新サービスの紹介が行われた。
FBSの内容に関する詳しいレポートは追ってお届けする予定。
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