「at+linkアプリプラットフォーム」にmemcached互換のKVSキャッシュサーバー機能

容量無制限、初期費用0円で日額支払い、1GBまでは無料で利用可能
岩佐 義人(Web担 編集部) 2011/3/8 23:40

ネット関連サービスのリンクとサーバー機器のエーティーワークスは、両社が共同運営するソーシャルアプリ向け専用サーバーサービス「at+link(エーティー・リンク)アプリプラットフォーム」のオプションサービスとして、容量無制限のmemcached互換のKVSキャッシュサーバー機能を3月7日に提供開始する、と3月1日発表した。「YouTube」や「Facebook」などでも使われる分散型メモリキャッシュシステムを利用し、専用のキャッシュサーバーが不要になる。

at+linkアプリプラットフォームのコントロールパネルから申し込んで使用する。「GREE」「モバゲータウン」「mixi」などで人気のソーシャルアプリ(Webアプリ)は、大量のユーザー情報を高速処理するため、データの一部をサーバーのメモリ上にキャッシュする。キャッシュ専用サーバーを使うことが多いが、専用サーバーはメンテナンスが面倒だったり、思うようにメモリが増やせないなどの問題があった。このオプションサービスは、コントロールパネルからオンデマンドで機能や容量を追加でき、メモリ容量を変更も無停止で行え、データは冗長構成で保護されているため、こうした課題を解決できる。

キャッシュサーバー機能の利用料金は、初期費用0円で、利用料はキャッシュメモリ容量1GBまで0円で、2GBの場合は日額630円、8GBで日額2,835円。

at+link アプリプラットフォーム
http://www.at-link.ad.jp/appli_platform/

at+link
http://www.at-link.ad.jp/

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