IMJ、シニアのスマートフォン利用実態調査で保有率は60代が21.9%、70代以上は14.1%

保有者の半数以上は満足、1日平均の使用時間は30分~1時間が最多で5人に1人は1時間以上

デジタルマーケティング事業のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、「シニア世代のスマートフォン利用に関する実態調査」の結果を10月10日発表した。スマートフォン保有率は60代が21.9%、70代以上は14.1%となり、保有者の半数以上は満足していた。1日平均の使用時間は30分~1時間が最も多かった。調査は60~84歳の男女を対象に、インターネットで8月23~27日に実施した。5250サンプルへの予備調査の後、保有している層に本調査を行った。本調査のサンプル数は772。

予備調査でのモバイル端末の保有状況では、60代は78.1%が従来型携帯電話のみで、18.9%がスマートフォンのみ、3.0%が従来型とスマートフォンの両方を保有していた。70代以上は、それぞれ85.8%、12.1%、2.0%だった。買い替え意向から今後の保有率を予測すると、2年後に60代は29.4%、70代は22.2%になる。スマートフォン保有者の満足度は、「満足」の24.9%と「やや満足」の26.9%を合わせ51.8%となり、「不満」「やや不満」の計21.2%を大きく上回った。

使いこなしについては、「使いこなせている」「やや使いこなせている」が計41.3%、「使いこなせていない」「やや使いこなせていない」は計36.5%となり、使いこなしている層が約5ポイント多かった。1日平均の使用時間は、30分~1時間が31.3%と最多で、15~30分の26.8%が続くが、5人に1人にあたる22.0%は1時間以上だった。アプリのダウンロード頻度に関しては、1ヵ月に1~2個程度が22.2%で最も割合が高く、月に1個はダウンロードする人が35.3%にのぼった。

アイ・エム・ジェイ
http://www.imjp.co.jp/

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