Ingressとポケモン GOの川島優志氏・村井説人氏が「Web人大賞」受賞、スマホ連動のマーケティングを開拓

Ingressやポケモン GOというリアルワールドゲームという新たな可能性を追求・啓発したことが評価された

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は11月17日、デジタルマーケティングの原動力となった人物にフォーカスして讃える「第4回Webグランプリ Web人部門」の受賞結果を発表。本年度の「Web人大賞」は、ナイアンティック社の川島 優志氏と村井 説人氏が受賞した。

川島氏と村井氏は、Ingressやポケモン GO(株式会社ポケモンと共同開発)という位置情報を活用したリアルワールドゲームという新たな可能性を追求・啓発。世界中にブームを巻き起こしたほか、Ingressのローソンや伊藤園とのコラボ、ポケモン GOのマクドナルドとのコラボなど、スマートフォンと連動した新たなデジタルマーケティングの可能性の扉を開いたことが評価された。また、Ingressやポケモン GOを活用した被災地振興や地域振興の可能性も模索し続けており、今回の大賞受賞へとつながった。

この他、「Web人賞」を日本マクドナルドにおいてマスとデジタルを組み合わせたマーケティング施策をリードする同社マーケティング本部長の足立 光氏、日本コカ・コーラのデジタルマーケティング責任者である豊浦 洋祐氏、日本のVR普及のきっかけとして段ボール製VRグラスを開発したハコスコの藤井 直敬氏、文藝春秋で各メディアのデジタル化を推進してきた田中 裕士氏、グロースハッカー講座を開きながら地方活性化と女性の活躍促進に取り組むデジタルハリウッドSTUDIO福岡の高橋 政俊氏、スマホジャック形式のミュージックビデオ「RUN and RUN」を手がけたAOI Pro.の隈本 遼平氏が受賞。

また、今年度は初めてロボット・コンピュータの受賞者として、ソフトバンクロボティクスのPepperと、日本アイ・ビー・エムのIBM Watsonが「Web人賞」を受賞している。

「Web人部門」および企業サイトを讃える「企業グランプリ部門」の贈賞式は、12月7日(水)に東京の八芳園で開催される。事前登録で一般参加も可能。

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