ログリーが広告配信システムでユーザーの興味を分類・可視化する技術開発、特許を取得

同社のプラットフォームに採用、キーワードの出現頻度などで興味の度合いを推定・分類

ウェブサービス開発のログリーは、広告配信システムでユーザーの興味を分類・可視化する技術を開発して特許を取得した、と7月11日発表した。同社のネイティブ広告(記事に溶け込ませた広告)プラットフォーム「logly lift」での記事レコメンド・広告配信の仕組みや、メディアサイトの分析ツール「Loyalfarm」での読者の興味を可視化するレポーティング機能に採用した。

ログリーが特許を取得したユーザーの興味分類・可視化技術は、ウェブサイトを訪れたユーザーの行動履歴からウェブページのコンテンツを解析し、ユーザーとコンテンツ内のキーワードを結び付ける。その際、キーワードの出現頻度などで興味の度合いを推定してユーザーごとに分類する仕組みとなる。ユーザーにさまざまな興味キーワードを付与したデータベースが構築できる。

データベースによって、広告のターゲティング配信、類似ユーザーの抽出、興味グラフやターゲットにするオーディエンス(広告の受け手)の可視化など、さまざまなサービスで応用可能になる。ログリーはこの技術を活用し、単一のウェブページで興味グラフを抽出してCookieに依存しない広告配信の仕組みを構築している。嫌われない広告のためのプライバシー問題にも取り組む。

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