ログリーがCookieに依存せず、コンテキスト解析を応用した独自の配信ロジックを開発
「インテントキーワードターゲティング」を広告プラットフォーム「LOGLY lift」に搭載
2020/12/8 7:02 マーケティング/広告
ウェブサービス開発のログリーは、Webサイトの閲覧履歴を記録する「Cookie」に依存せず、独自のコンテキスト(文脈)解析技術を応用した新型配信ロジック「インテントキーワードターゲティング」を開発して同社のネイティブ広告(コンテンツに溶け込ませる広告)プラットフォーム「LOGLY lift」に搭載した、と12月7日に発表した。
コンテンツ文脈から特徴的なキーワードを抽出し、ユーザーがそのキーワードに興味を持った瞬間に広告を掲載して自然な流入を促す。豊富なジャンルの約500媒体のネットワークを対象に事前にキーワード指定してアプローチしたいユーザーに広告を配信でき、リスティング広告などでリーチできなかったユーザー層へのアプローチが期待できる。
EUのGDPR(一般データ保護規則)やアップルのWebブラウザ「Safari」のセキュリティ機能「ITP」などによるCookieの制限が進み、ユーザーの行動履歴に基づく広告配信が難しくなっている。ログミーは「嫌われない広告」でプライバシー保護を考慮した広告技術を研究開発し、Cookieを使用せずにユーザー属性を推定する技術の特許を取得している。
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