インクリメントPがTableau Softwareに地図データと位置情報コンテンツの提供を開始

BIツール「Tableau」のマッピング機能強化、視覚的なデータ主導の意思決定が可能に

地図情報関連事業のインクリメントPは、データ分析プラットフォームのTableau Softwareに対して地図データと位置情報コンテンツの提供を始めた、と8月8日発表した。BI(ビジネスインテリジェンス)ツール「Tableau」向けとなり、地図データの精度が向上し、視覚的で包括的なデータ主導のビジネス意思決定が可能になる。

BIツールは、企業に蓄積された大量のデータを集めて分析し、迅速な意思決定を支援する。Tableau SoftwareはTableauのマッピング機能を強化するため、インクリメントPの地図データベース「MapFan DB」の地図データと各種位置情報コンテンツを採用した。同機能は小売業、自動車業、輸送業などの各業界で活用されている。

地図上に可視化された地理データの活用でユーザーデータと地理空間の関係性が高度に分析でき、インクリメントPのデータによってTableauで7桁の郵便番号や市区町村データの可視化などが可能になる。MapFan DBは商圏分析・エリアマーケティング、防災・災害対策、交通計画などGIS(地理情報システム)分野で利用できる。

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