マイナビがウェブ接客ツール「CODE Marketing Cloud」を展開するエフ・コードに出資

自社が運営するメディアの利便性と価値の向上へ、オークファンも第三者割当引き受け

人材広告のマイナビは、ウェブコンサルティング・SaaS事業のエフ・コードに出資した、と9月27日発表した。エフ・コードはウェブ接客ツール「CODE Marketing Cloud」を展開していて、マイナビはその活用を検討して自社が運用するメディアの利便性と価値の向上につなげる。将来は両社の強みを生かした新ビジネスも開発する。

ウェブ接客ツールは、ウェブサイトからの離脱防止やサイトでのコンバージョン(最終成果)率改善を狙いに、多くのサイトに導入されている。中でもCODE Marketing Cloudは、サイト来訪者の訪問回数・訪問ページなどの行動履歴や、連携する外部データに基づいてユーザーそれぞれへの接客が最適化でき、成果が見込まれるという。

今回エフ・コードは第三者割当増資を実施し、マイナビに加え、ショッピング・オークションサイトの商品データ収集・分析を手掛けるオークファンや、複数の個人投資家も引受先となった。マイナビはこれまでも、自社関連事業との連携・発展の可能性がある企業や、成長が期待できるスタートアップ企業に積極的に出資している。

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