電通がデジタル分野の新規事業・製品開発支援プロジェクト「X Design Partner」立ち上げ

UI/UXデザインのグッドパッチと協業、サービスデザインとマーケティング戦略を一括提供

電通は、UI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)デザインを手掛けるグッドパッチと協業し、デジタル分野の新規事業や製品開発を支援するプロジェクト「X Design Partner(エックスデザインパートナー)」を立ち上げた、と10月21日発表した。顧客の体験価値を起点にしたサービスデザインと事業成長へのマーケティング戦略を一括提供する。

サービスデザインからUI/UX開発、キャッチコピー開発、開始後のマーケティングコミュニケーション戦略までを開発の初期段階から同時進行で検討・実施するサービスを11月2日に始める。製品のデザインとマーケティング戦略を併せて行い、ターゲットの設定、顧客体験を踏まえたコンセプト、マーケティング視点からのメッセージ開発を同時に検討・設計する。

 

電通はマーケティングの視点でキャッチコピー開発、ブランディング、グロース戦略の立案などを行い、グッドパッチは顧客体験が起点の製品・サービス戦略、UI/UXデザインなどを担当する。プロセスは(1)ユーザー/マーケットリサーチ(2)プロトタイピング検証、メッセージ/イメージボード制作(3)事業/製品の開発、コミュケーション戦略策定--に分けられる。

 

新規事業や製品の開発では、コンセプトの設計や顧客視点を考慮したビジュアルデザインなどが先行し、マーケティング戦略が後回しになるケースが多い。そのため、コンセプトとターゲットユーザーに届けるメッセージが食い違ったり、開始前にUXを再検証したりする必要が生じ、時間や費用をロスをする可能性もある。X Design Partnerはこうした課題を解決する。

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