Twitterキャンペーンに参加した10~20代、「好感度」や「理解度」が向上したとの回答が多数【テスティー調べ】

高校生・大学生の9割近くが「1日に1回以上」はTwitterを利用。「1日に10回以上」が3割に迫る。

テスティー(TesTee)は、「若年層におけるTwitterキャンペーンへの反応」に関する調査結果を発表した。Twitterアカウント所持率や利用頻度、企業アカウントによるTwitterキャンペーンへの参加率や参加後の態度変容などについて、高校生・大学生の男女1,000名以上から回答を得ている。

Twitterの利用頻度、高校生・大学生の9割近くが「1日に1回以上」は利用

まず、Twitterアカウントの所有率は、高校生で83.9%(男性84.4%、女性83.4%)、大学生で88.1%(男性87.8%、女性 88.3%)だった。2019年10月の前回調査と比較すると、いずれも2ポイントほど増加している。男女・年代別では、とくに高校生男子(2019年:80.3%→2020年:84.4%)の伸びが大きかった。

利用頻度については、「1日に2~9回」が、高校生・大学生ともに最多のボリューム帯。「1日に10回以上」もともに28.5%存在している。全体で、高校生の87.3%、大学生の89.1%が「1日に1回以上」Twitterを利用していた。

さらに「Twitterの利用目的」を聞くと、1位はすべての男女・年代別で「情報収集」だった。前回調査では「暇つぶし」の回答も多かったが、今回の調査ではかなりの差が付いた。これは新型コロナの流行などで、必要に迫られて情報収集を行う人が多かったためではないかと思われる。

企業が行うTwitterキャンペーン、好感度向上と理解度向上に期待

また、Twitterでのツイートやリツイート・いいねを活用して行う企業のキャンペーン(Twitterキャンペーン)について聞くと、「参加したことがある」との回答は、高校生で51.1%(男性50.2%、女性52.0%)、大学生で51.2%(男性54.6%、女性48.2%)と、ほぼ半数が参加経験があると回答した。

「キャンペーンを知ったきっかけ」については、「リツイートなどで流れてきた」64.5%(高校生58.3%、大学生68.2%)が圧倒的に多く、「Twitter内で広告を見た」25.7%(高校生26.0%、大学生25.5%)がそれに続く。「企業のホームページを見た」20.7%(高校生23.4%、大学生19.0%)はやや大人しい数値で、とにかくまずリツイートなどで露出を増やす施策が有効と思われる。

「キャンペーンに参加した後の、行動やその企業に対する印象」について聞くと「好感度が上がった」という回答がすべての性年代で最多。「理解度が上がった」がそれに続いた。「その企業の商品購入やサービス利用が増えた」も一定数存在しており、売上への貢献も期待できそうだ。

調査概要

  • 【調査対象】高校生・大学生の男女
  • 【調査期間】2020年9月5日
  • 【有効回答数】1,160名(高校生男性243名、高校生女性205名、大学生男性336名、大学生女性376名)
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

eCPM
「eCPM」はeffective Cost Per Milleの略。「有効CPM ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]