Instagramで誹謗中傷目的のコメントやDMから利用者を守る「抑制」機能を新たに導入

フォローしてないアカウントのコメントを一時的に非表示、「非表示ワード」機能も提供

米国Facebookは、「Instagram」で誹謗(ひぼう)中傷から利用者を守るため、コメントやダイレクトメッセージ(DM)を送れるアカウントを一時的に非表示にして急激に注目を集めた利用者が望まないやり取りを防ぐ「抑制」機能を全世界の利用者を対象に導入する、と8月11日(米国時間)に発表し、8月12日に日本語で公開した。誹謗中傷を含むDMを分類できる「非表示ワード」機能も8月末までに全世界で導入する。

 

抑制機能は、「プライバシー設定」内からオンとオフを切り替え、自身をフォローしていないアカウントや最近フォローしたばかりのアカウントから届くコメントを一時的に非表示にしたり、DMを「リクエスト」に自動で分類したりできる。知らない人から突然コメントが殺到することから守る一方、コメントやメッセージを完全にオフにせず以前からのフォロワーとのやりとりを維持しながら誹謗中傷目的の利用者との接触を抑制する。

非表示ワード機能はオンにすると、中傷的な単語やフレーズ、絵文字を含むリクエストが自動的に非表示のフォルダに分類され、利用者が望まない限り開ける必要がなくなる。2021年4月から一部の国で発表したこの機能を、8月末までに日本を含む全世界の利用者に提供する。フォロワー数の多いアカウントにはDMのフォルダなどに同機能の利用を促すメッセージを表示して、利用を呼びかける。

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