「Facebook」のグループで誤情報の拡散を抑制する機能を追加、表示前に自動で削除

Meta、グループ管理者がコミュニティ管理をしやすくする機能拡充、QRコードで共有も

Meta(旧Facebook)は、「Facebook」のグループのコミュニティ内で誤情報が拡散するのを防ぐグループ管理者向け機能を3月9日(米国時間)発表し、日本語訳を3月10日に公開した。第三者のファクトチェッカーが虚偽と判断したコンテンツが含まれる新着投稿を自動で削除する機能を「管理者アシスト」に追加した。

誤情報の拡散を抑制する新機能

誤情報と判断された新規投稿をグループに表示される前に削除して、誤情報がグループメンバーに表示される可能性を減らす。ミュート機能を一時停止機能に拡充し、管理者やモデレーターはメンバーの投稿やコメント▽リアクション▽グループチャットへの参加▽グループ内でのルームの作成・入室を一時的に停止ができるようにした。

グループ管理者がコミュニティをより管理しやすくする機能

管理者アシストで、メンバーリクエストをした人が所定の質問にすべて回答したかなど一定の条件でメンバー承認か却下を自動化できる。注意が必要な状況をすばやく確認できる概要ページ(デスクトップのみ)や、グループの成長やエンゲージメント(つながり)を確認できるインサイトサマリー(モバイルのみ)など「管理者ホーム」に追加した。

グループを共有をしやすくするQRコード

グループを共有したり、特定のコミュニティとつながったりできるQRコードを追加した。管理者はQRコードをダウンロードしたり、共有メニューからコピーして貼り付けたり、自由にシェアしたりできる。利用者はQRコードを読み取るとグループの情報ページが表示され、グループに参加したりメンバーリクエストを送ったりできる。

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