Domoが企業向けクラウド型データ活用プラットフォームの主要機能を強化、新機能を追加
企業向けクラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を展開する米国Domoは、年次カンファレンス「Domopalooza(ドーモパルーザ)2022」を3月23日に開いてDomoの主要機能の強化を発表し、日本法人のドーモが日本語抄訳を4月20日に公開した。課題解決に必要なスピードや拡張性、UX(ユーザーエクスペリエンス)が改善され、これまで以上に膨大な量のデータにアクセスして分析、活用できるようになった。
「Domoマルチクラウド」の新機能では、他のクラウドウェアハウスにあるデータとDomoのウェアハウスにあるデータを同時に「Domoアプリ」で使えるようになった。データの移動やコピーは不要で、高いパフォーマンスも維持する。普段使用しているストレージクラウドをデフォルト(初期設定)にすれば、シームレスにデータを移動したりデータセットを詳細に掘り下げたりでき、新しいクラウドへの移行も簡単になる。
新たな「エンタープライズ向けツールキット」で、エンタープライズ規模で運用しながらデータや分析作業の制御を維持・管理できる。「ガバナンスツールキット」や「サンドボックス(開発テスト環境)」、「ブランドキット」の新機能セットを使用することで、大規模な分析を行う際の管理簡素化を促進する。部署や業種を問わず、ユーザーフレンドリーなUIで何万ものデータアセットの管理タスクを拡張、自動化する。
Domoは、従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールと異なり、ローコード開発データアプリケーションプラットフォームで特別な知識がなくてもデータアプリケーションを作成でき、データ活用に必要な全ての機能をワンストップで提供する。数カ月以上かかっていた重要なビジネスプロセスを数日で最適化できるので、データに基づいた行動でビジネス成果を上げることができる。
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