今年最新の検索エンジンシェア、中国Baidu以外はあいかわらずGoogleがトップ【2022年2月・アウン調べ】

世界40か国の主要検索エンジンのシェアを、ほぼ半年ごとに追跡調査。

アウンコンサルティングは、2022年2月時点における、世界40か国・地域の主要検索エンジンシェアに関する調査結果を発表した。同社ではほぼ半年ごとに各国のインターネット利用率、検索エンジンシェアの変化を集計している。前回調査は2021年10月。

「2016年2月」と「2022年2月」を比較すると地道な変化も

それによると、検索エンジンシェア(PC・モバイル)は、前回同様、中国を除く39カ国でGoogleがトップという状況が続いている。

なお少数ではあるが、プライバシー保護を重視する「DuckDuckGo」がオランダ・スイスに加えて、今回ニュージーランドでも第2位にランクインし、徐々にシェアを伸ばしていることが判明した。欧州連合(EU)における「一般データ保護規則(GDPR)」の適用が影響している可能性が高い。

なお今回アウンコンサルティングから、「2016年2月」と「2022年2月」とで検索エンジンシェア(Googleを除く)を比較するグラフが公開されている。それによると検索エンジンシェア(Googleを除く)は、PCでは「Microsoft Bing」が「2016年2月」「2022年2月」ともにトップだった。一方モバイルでは2016年に2.29%だった「Yahoo!」が0.86%まで沈み「Baidu」1.44%がトップとなった。

調査概要

  • 【対象国】世界40か国(OECD加盟主要国を中心に抽出)
  • 【インターネット利用率 参考】Committed to connecting the world
  • 【検索エンジンシェアデータ 参考】StatCounter
  • 【調査対象時期】2017年7月~2022年2月
  • 【調査日】2022年3月14日~30日
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