けっきょくマスクは外すの?外さないの? 意外な主流派が明らかに【クロス・マーケティング調べ】
クロス・マーケティングは、「新型コロナウイルス生活影響度調査」の最新結果を発表した(2022年5月・第31回)。ほぼ月次で実施している調査で、今回は、マスク着用に対する政府見解や基本的対処方針の変更が発表された後の5月27日~29日に調査を行った。
マスク「外そうと思うが今ではない」56%
まず、定点指標として質問している「直近1週間の不安度」「将来に対する不安度」は、ともに3.6p減の27%だった。不安度・ストレス度ともに、2022年1月をピークに減少傾向を見せている。
「直近1週間に実施した感染対策」では「マスクの着用」74%、「アルコール消毒液の使用」63%、「石けんなどを用いた手洗い」56%となり、多くが基本的な感染対策をいまだ継続していることがうかがえる。
そこで「マスク着用に対する意識」を聞くと、「いずれは外そうと思うが今ではない」56%が圧倒的多数派だった。「これからも外すべきではない」14%と合わせると、7割に達する。
「マスクを着用すべきシーン」「マスクを着用すべきと思う子どもの年齢」などを聞いても、「公共交通機関での移動中」「商業施設」、あるいは「小学生以上」など、強い抑制傾向がみられる。特に女性20代・30代は未就学児の「5~6歳」もマスクを着用すべきとの意見が多かった。
体調・精神面の変化も
コロナ禍により体調が悪化したという人は実は少数派で、現状「良い」52%、「変わらない」29%、「悪い」20%となっている。悪くなったという人は、「目の不調」「肩・首すじのこり・痛み」「身体の動きの軽さ重さ」を訴えているが、前回調査などと比較すると改善傾向が見られる。
なおコロナ禍で「体重が増えた」という人は3割ほどで、増えた体重は平均4kgだった。
調査概要
- 【調査対象】全国の20~69歳の男女
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【調査時期】2022年5月27日~29日
- 【有効回答数】2,500サンプル
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