検索ユーザーの約2割は「記事を開かずに解決する」 最新のWeb検索行動とは【ナイル調べ】
マーケティングDX事業、自動車産業DX事業を営むナイル株式会社は、インターネットを利用する全国の男女4,407名を対象に、インターネット利用時の検索方法や行動に関するアンケート調査を実施した。
最も利用頻度が高いのは? 大手検索エンジン以外では女性「Instagram」男性「YouTube」
全国男女4,407人のうち、インターネットを利用して調べものをする際に最も利用頻度が高いものは、男女共に1位「Google(49.8%)」2位「Yahoo!(28.6%)」であった。
一方で、3位以降のランキングでは、女性は「Instagram(5.7%)」、男性は「YouTube(3.6%)」と男女差が生まれた。
「キーワード予測で検索する」人は26.2%。単一ワード、複数ワードが主流か
Google、Yahoo!などの検索エンジンを利用して調べものをする男女221名のうち、キーワードの検索方法として最も多かったのは「キーワードを複数入力する(65.6%)」、次いで「キーワードを1つ入力する(65.2%)」であった。「キーワードを入れたあとに出る、予測キーワードで検索する」と回答した人は、26.2%であった。
約2割のユーザーは「記事を開かず、検索結果画面で解決する」
検索キーワード入力後、どこを見て答えを見つけるかという問いに対して、68.8%が「検索結果に出た、上位の記事を見る」と回答した。ついで「1番上に出てきた情報を見る(51.6%)」、「画像(タブ)を見る(24.0%)」という結果となった。
一方で、19.0%が「記事は開かず、検索結果画面で解決する」と回答しており、記事を見ずに検索のみで調べものを完結させていることが明らかになった。
検索エンジンを利用する目的は? 「知らない言葉、人物」に関することが8割弱
普段インターネットを利用した調べものをするときに、SNSではなく検索エンジンを使う目的について聞くと、8割弱が「知らない言葉、人物(77.4%)」を検索するためと回答した。ついで「ニュース(50.2%)」、「趣味に関すること(48.4%)」と続いた。
また、「直近で検索エンジンを利用して調べたキーワードを覚えている」と回答した92名に実際に調べた検索キーワードを聞いたところ、以下のような回答があった。
- プロテイン ホエイ ソイ
- サザビー かいたいしょうき
- きくらげ 戻し方
- 円高 影響
- 日焼け止め おすすめ
- 夏休みキャンプ場の天気
- 眼科 近所
- バーベキュー
- 照り焼き みりんなし
- 東京 名古屋 新幹線 宿泊
- 羽生結弦 引退
- そうめん美味しい奴
- エクセル 四角
- 下痢 止まらない
- コロナ陽性 いつから
「1回の検索で答えが見つかる」人が約4割。約7割以上が3回以内で完結
前項の92名を対象に、直近で調べたキーワードに対する検索回数を聞いたところ、41.3%が「1回の検索で答えが見つかった」と回答した。ついで31.5%が「2~3回の検索をした」と回答しており、約7割以上が3回以内で検索行動を完結していることが分かった。
調査概要
- 【調査方法】自社調査(インターネット調査)
- 【調査対象】全国の20代~60代男女 4407人(20~29歳 29.9%、30~39歳 39.8%、40~49歳 22.6%、50~59歳 5.0%、60歳以上 2.7%)
- 【調査時期】2022年8月5日~8日
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