マーケターが考えるサイト運営の課題、今後取り組みたいのは「ロイヤル顧客の育成」【Sprocket・Agenda note共同調べ】

目先の課題は「集客」だが、「ロイヤル顧客の育成」に注目するマーケターが多い。

Sprocketは、マーケティング専門メディア「Agenda note」と共同で「自社サイト運営に関する調査」を実施した。マーケター100人がアンケートに回答している。

ロイヤル顧客の育成では「ブログ、メール、SNS等での情報発信」に注力

まず「所属しているチームで重要な、マーケティング上のテーマ」(複数回答)を聞くと、「集客」75人が圧倒的に多かったが、「今後取り組みたいテーマ」(単一回答)では、「ロイヤル顧客(ファン)育成」38人、「リピート率・F2転換率の向上」32人などが上位だった。

そこで「これまで“ロイヤル顧客の育成”において取り組んできたこと」を聞くと、「ブログ、メール、SNS等での情報発信」を実施している企業が多かった。

広告予算について聞くと、「月1,000万円以上」という回答が最多。一方さらに「広告効果を今より10%改善できる場合、その取り組みにどの程度予算がかけられますか?」と聞くと、「150万円~299万円」が最多だったが、回答にばらつきが目立った。

また「ロイヤル顧客育成に対してかけている予算」も、「1,000万以上」「予算をかけていない」「わからない」が同程度だった。ただし「ロイヤル顧客を今より10%増加できる場合、その取り組みにどの程度予算がかけられますか?」と聞くと、「費用対効果が合うならいくらでも」が最多で決して意欲が低いわけではないと推察される。

調査概要

  • 【調査対象】自社のWebサイト運営に携わる担当者及び責任者
  • 【調査方法】インターネット調査(調査元:Sprocket、Agenda note)
  • 【調査時期】2023年1月20日~2月28日
  • 【回答数】100人
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