実施から4ヶ月たったGoogle スピードアップデートからみえてくる「画像軽量化」と「遅延読み込み」という対策
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Googleのスピードアップデートは、公式から2018年1月に告知され、2018年7月に実施されました。あれから4ヶ月がたち、画像に関してどういう変化が起きたのか、まとめてみました。もうみなさん、対策は行いました?どういう変化があったのか、ぜひチェックしてみてください。
4つの項目からみるウェブサイトの画像の変化
スピードアップデートは「著しく表示が遅いウェブサイトは、モバイル検索のランキング要素に影響が出る」というものです。検索結果に影響が出ることから、大きな話題になりました。
しかし「順位が上がる!」という類のものではなく、「順位が落ちないように!」というのが主旨です。実際に順位が落ちたサイトも、ここWeb担のTwitterでも紹介されています。
https://webtan.impress.co.jp/e/2018/08/03/30094
今回は、4つの項目からチェックしてみました。情報の対象となる元は、http archive となります。
チェックした4つの項目とその結果
- 読み込まれる画像のファイルサイズは「約25%」削減された
- 画像が読み込まれる回数は「約20%強」削減された
- 画像遅延読み込みで節約できるファイルサイズは「少しだけ」減った
- 画像最適化で節約できるファイルサイズは「約40%ちかく」も減った
まず、1つの目の項目にある「ファイルサイズ」についてみてみましょう。読み込まれる画像のファイルサイズは、スピードアップデートの前後で「約25%ファイルサイズが軽くなる」という違いがありました。
https://blog.ideamans.com/assets/2018-11-19-speed-update-image-optimise-...
表示高速化において、ファイルサイズが重ければ重いほどダウンロードに時間がかかります。その結果、表示に時間がかかってしまいます。そのため、スピードアップデートの対策として、画像のファイルサイズを軽くするという対応が必要になりました。
また大きな変化として、4つめにある「画質85%にした場合の節約できるファイルサイズ」ですが、約40%も下がっており、非常に大きな変化が起きています。これは、最適化された画像がウェブサイトで多く利用されていることになり、しっかりと軽量化されているということがわかります。
https://blog.ideamans.com/assets/2018-11-19-speed-update-image-optimise-...
実際に行われた対策は 画像軽量化と遅延読み込み
実際に行われた対策は、以下の2点ではないかと考えています。
- 画像軽量化(画質をさげてファイルサイズを軽くする)
- 遅延読み込み(Lazyloadなどによる表示されていない箇所の画像を後から読み込む)
Pagespeed insightや、Test MySiteでも、対策の項目としてリストアップされていますので、多くの方はそれらの対策を実施したようです。実際にそれぞれのレポートサイトでスコアリングが向上するので、対策ができたかどうかも判断しやすかったのかもしれません。
さらに詳しい情報は、以下のURLをご参照ください。
https://blog.ideamans.com/2018/11/speed-update-image-transfer.html
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