交通標識の変化~ローマ字表記がなくなった?~

ローマ字と英語表記が混在していた日本の標識。今では英語表記に改善されています。
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新型コロナウィルスの影響で、いろいろな情報が飛び交っておりますが、現状7月に開催予定の東京オリンッピク。
街中ではオリンピックに向けての準備が進んでいるようです。その内のひとつについて、今回はご紹介します。

〇2009年の外国人観光客、不満の1位は「外国語標識の不足」

今から10年前の2009年に日本政府観光局(JNTO)が行った、観光案内所利用外国人旅行者のアンケート調査で「日本旅行での不満」トップは「標識(案内板、道路標識、地図)での外国語表示の不足」でした。
東京オリンピックが開催される今、こうした状況はどのように改善されたのでしょうか?

 

〇えっ?「英語表記じゃなかったの?」

こうした状況の中、2013年から国土交通省は、東京オリンピック開催を見据え、多くの外国人観光客が訪れる観光地を中心に、道路案内標識の英語表記を、外国人旅行者にも分かりやすいよう改善対策を行ってきました。
「えっ?いままでも「英語表記じゃなかったの?」と思われる方も多いかと思います。
皆さん、交通標識は日本語の表記の下に英語表記が必ず記載されていると思われていることでしょう。
実は、改善される前までは、「英語表記」と「ローマ字表記」が混在していた状況だったのです。
例えば,「郵便局」は「Yuubinkyoku」と「Post Office」が,「公園」は「Koen」や「Park」といったように。
訪日外国人の方は、日本語のかな読みをラテン語表記したローマ字が意味することは理解できなかったのです。
また、一般の日本人は、こうした表記の混在について違和感を感じておらず、そのままになっていたのです。

 

〇正しく意味の伝わる英語表記に。

こうした問題を踏まえ、国土交通省は法令を改め「訪日外国人の方に正しく意味が伝わる英語表記」を進めてきました。
例えば以下の様に改善をしています。

 

▼詳しくはこちら▼
https://citrusjapan.co.jp/column/cj-column/l006_202003.html

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