【デジマチェーン解説】Windows10に追加セキュリティソフトが必要か決める方法

「Windows10は標準搭載のセキュリティ機能だけで十分?」 「Windows10のセキュリティ機能を利用する際の注意点は?」 「市販のセキュリティソフトと併用できないの?」広告代理店支援のデジマチェーンがWindows10に搭載されているWindows Defenderの概要や市販のソフトとの違い、Windows Defenderを利用する際に気を付けたい3つのポイントも紹介します。
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「Windows10は標準搭載のセキュリティ機能だけで十分?」
「どんな場合は別途セキュリティソフトを買わなきゃダメ?」
「Windows10のセキュリティ機能を利用する際の注意点は何?」
「市販のセキュリティソフトとWin標準セキュリティを併用できないの?」

先に結論を言うと、Windows10に標準搭載されているセキュリティ機能Windows Defenderはウイルス検出率では市販のセキュリティソフトと同等です。
しかし、利用する際に気を付けたいポイント・クセがあります。

最近のPCセキュリティは、実はコンピューターウイルスを除去するだけで片付く問題ではないからです。
中小企業のデジタルマーケティングを支援するデジマチェーンでは、2019年初頭より海外メンバーも含めて全社リモート勤務化を実現しました。

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今回は、Windows10に搭載されているWindows Defenderの概要や市販のソフトとの違い、Windows Defenderを利用する際に気を付けたい3つのポイントも紹介します。
この記事を読んでWindows10に標準搭載されているセキュリティ機能を正しく理解し、自社に必要なセキュリティ対策を選択できます!

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1.Windows10に搭載されているWindows Defenderとは?

Windows10には、Windows Defenderと呼ばれるセキュリティ機能が搭載されています。

国内でも世界的にみても、セキュリティ対策ソフトを何も入れずに利用している Windows PC ユーザーが未だに多いそうです。

市販のセキュリティソフトをインストールすることなくなしで利用するユーザーに対して、必要なセキュリティを確保させるための機能がWindows Defenderです。

Microsoft がWindows8から標準搭載しており、市販のセキュリティソフトと異なり、インストールや更新をする手間がかかりません。

当然のことながら、当初から組み込まれているため追加費用も無料です。

Windows Defenderのセキュリティ機能

Windows Defenderは以下のセキュリティ機能を有します。

  • ウイルスと脅威の防止
  • アカウントの保護
  • ファイアウォールとネットワークの保護
  • アプリとブラウザーの制御
  • デバイスセキュリティ
  • デバイスのパフォーマンスと正常性
  • ファミリーオプション

これらの機能は市販のセキュリティソフトの多くが有する機能と同じです。

多くの市販のソフトは、これらの基本セキュリティ機能に加えて、VPNと呼ばれるインナーネット上の接続情報を隠したり、パスワードを管理したりする付加機能がついています。

Windows Defenderの性能は高いの?

Windows Defenderは、バージョンが上がるにつれて格段に性能強化され、Windows10が登場した今現在では市販のセキュリティソフトと遜色ないレベルまで上がってきています。

Windows8時代のWindows Defenderは、市販のセキュリティソフトと比べて大きく劣るとイメージされていました。

しかし現在では、第三者評価機関であるAV-Comparativesのテストにおいても、名だたるセキュリティソフトと比べても見劣りしない評価を得ています。

特にウィルス検出においては市販のセキュリティソフトと遜色ない性能を有します。

Windows Defenderの設定方法

Windows Defenderの設定方法は以下の通りです。

  1. 画面左下のスタートボタンをクリック
  2. 設定をクリック
  3. 更新とセキュリティを選択
  4. 左のメニューからWindowsセキュリティを選択
  5. ウィルスと脅威の防止をクリック
  6. 必要な保護機能をONにする

以上の手順で、Windows Defenderの各機能の設定が完了します。

上記の設定が完了した後、ウィルスと脅威の防止の下に処置が不要ですと記載されていれば、問題がない状態です。

Windows Defnderと他の市販セキュリティソフトは併用できるの?

通常、Windows パソコンには複数のセキュリティソフトを入れることはできませんが、Windows Defender は例外です。

OSに組み込まれているので、他のセキュリティソフトを入れても唯一不具合がでることなく稼働させられます。

と言っても、常時複数のセキュリティソフトが稼働している、というわけではありません。

他のウィルスソフトをインストールすれば、自動的にWindows Defenderの機能はオフになります。

詳しくは、「注意点2.他のウィルスソフトを入れられない」をご覧ください。

ちなみに、別のセキュリティソフトを利用している場合には、Windowsセキュリティの設定ページで「〇〇(利用しているセキュリティソフトの名前)は有効になっています」と表示されます。

2.Windows Defenderと市販セキュリティソフトの違い

次に、Windows Defenderと市販のセキュリティソフトの主な違いを以下の3点に分けて紹介します。

  1. 追加機能が豊富
  2. 管理機能がある
  3. サポート窓口がある

順番に説明します。

追加機能が豊富

市販のセキュリティソフトのメリットは、セキュリティ意識の低いユーザーでも攻撃をカバー…

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3.Windows Defenderと市販のセキュリティソフトのどちらがおすすめか

ここまでの説明から、Windows Defenderと市販のセキュリティソフトのメリット・デメリットとおすすめの人をまとめると以下の表のようになります。

 Windows Defender市販のセキュリティソフト
メリット無料・インストール不要・更新不要機能・管理・サポート面が充実
デメリット機能・管理・サポート面が一部不足
  • 有料(一部無料のものもあり)
  • インストールや更新の手間がかかる
おすすめの人
  • ITの知識があり自主的に管理できる方
  • 個人情報やセキュリティレベルの高いデータを保有しない方
  • より高いセキュリティレベルを求める方
  • PC初心者やITに疎い方

昨今のコンプライアンス重視の観点から、セキュリティ対策を怠ったことで顧客や取引先に損害を与えてしまった場合、経営の根幹を揺るがすような大問題に発展する可能性もあります。

自社の情報システムが扱うデータの重要度や社内のIT部門の体制に合わせて適切なセキュリティ対策を施すことが大切です。

上記の表の情報を元に、自社に適するセキュリティ対策はどれになるか検討してみましょう。

うれしいことに、市販でも性能の高い無料版のセキュリティソフトがいくつかあります。

無料でもセキュリティ性能の高いソフトについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。無料セキュリティソフトで大丈夫?有料版と違う?ウイルス対策おすすめ4本をアフィリなし解説

4.Windows Defenderを利用する際の3つの注意点

Windows Defenderを利用する際の注意点を以下の3点に分けて説明します。

  1. 自主的な管理が必要
  2. 他のウィルスソフトを入れない
  3. 誤検知される可能性がある

順番に説明します。

自主的な管理が必要

Windows Defenderを利用する際の注意点は、自主的な管理が必要となる点です。

Windows Defenderには機能面・管理面・サポート面で…

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まとめ

この記事では、Windows10に搭載されているセキュリティ機能の概要や市販のソフトとの違い、Windows Defenderと市販のソフトのどちらがおすすめか、Windows Defenderを利用する際に気を付けたい3つのポイントを紹介しました。

Windows10に搭載されているセキュリティ機能は検出率や一部の機能で市販のセキュリティソフトと同等の機能を有する一方で、利用する際には気を付けたいポイントがあります。

ぜひこの記事を読んでWindows10に標準搭載されているセキュリティ機能を正しく理解し、自社に必要なセキュリティ対策を選択することで、自社のセキュリティ水準を高めてください。

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