HCD-Netセミナーin名古屋2012 (第2回) | HCD-Net

HCD-Net - 2012年5月29日(火) 14:39
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HCD-Netはものづくりをする技術者に対して、人間中心設計(Human-Centered Design, HCD)やユーザビリティの考え方を普及啓蒙することを目的として活動しています。ユーザーの「利用品質」の観点から、ものづくりの活性化と製品やサービスの競争力強化に寄与することを目指しています。

 

このたび、自動車産業をはじめ、ものづくりの中心的役割を担っている名古屋にて、Web技術者などを対象として、第2回目のHCDに関するセミナーを実施いたします。この教育セミナーは、原則として土曜日の午後にワークショップ形式のセミナーを5~6回連続して実施する予定です。

 

第3回目は、6月30日(土) を予定しています。テーマ: ストーリーテリング

第4回目は、7月14日(土)を予定しています。テーマ: IAシンキング

 

経済不況のいまだからこそ、ユーザーを真剣に考えたしっかりとした利用品質への取り組みでものづくりを見直すことが重要となります。本セミナーがその一助となることを期待します。皆様のご参加をお待ちしています。

 

■セミナー内容

1.「HCD概論2(オブザベーション)」

小林 正氏 (愛知工業大学情報科学部)

2.「ワークショップ(カップ焼きそばのオブザベーション)」

浅野 智氏 (横浜デジタルアーツ専門学校)

3. 懇親会(18:30 ~ 20:00)

 

■日時:2012年5月26 日(土 )13:20~20:00 (13:00 受け付け開始)

■第1部 セミナー(13:30~18:00)

○場所:愛知工業大学自由が丘キャンパス3階 311講義室

http://www.ait.ac.jp/access/jiyugaoka.html

(地下鉄・名城線「自由が丘駅」南へすぐ「自由が丘2」交差点前)

○セミナー参加費:HCD-Net会員: 3,000円(学生会員: 1,000円)、一般: 5,000円、一般学生:1,000円

■第2部 懇親会(18:30開始予定~20:00)

○地下鉄東山線本山駅周辺:場所未定

○懇親会参加費: 3,500円程度

■定員:40名(先着順)

■参加申込方法: タイトルを「セミナーin名古屋第2回」として 以下の内容をhcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。 ------------------------------------------------------- 氏名: 所属: 電話番号: メールアドレス: 会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生 懇親会:出席・欠席 ------------------------------------------------------
名古屋地区で開催する連続セミナーの第2回目を愛知工業大学の自由ヶ丘キャンパスで開催しました。開催告知期間が短かったにもかかわらず、31名の方に参加して頂きました。
今回は、テーマが「オブザベーション」ということで、ユーザー観察をテーマとした内容の講義とワークショップを実施しました。
まず、小林から「オブザベーション」という手法のユーザビリティ評価の中における位置付け、観察手法で使用する一般的なユーザビリティ・ラボ施設の概要、そこで行われるユーザビリティ評価の進め方などについて説明しました。次にユーザー評価以外の一般的な人工物の観察方法の実例として「ゴミ箱」を取り上げ、着眼点と人間中心設計の重要性を説明しました。そして、第1回目でも説明しました、名古屋地区の皆さんに対する UX Book Club Nagoya(原書の輪講会のようなもの)の開催について再度提案させて頂きました。この活動は Rosenfeld Media Booksの既刊8冊に加え、これから刊行予定の15冊をすべて読破することを目標に掲げています。名古屋地区にいらっしゃる会員の皆様や興味がおありの方は、小林(tad-kobayashi@aitech.ac.jp)までご連絡ください。
次に浅野先生の「オブザベーション」のワークショップが行われました。今回はコンビニに置くカップ焼きそばの新パッケージをデザインするという課題で、エスノグラフィックなアプローチでユーザーに新しい経験(UX)を与えるような斬新なパッケージを提案することを目指しました。実際にカップ焼きそばを作って食べるところを観察しながら観察シートに発話や気になった点を記入していき、終わると半構造化インタビューをユーザビリティ・テスティングの要領でモデレーター主導で行いました。その後、カード記入、カードソート、ブレスト、ペルソナ作成、UXジャーニーMap、4コママンガを作成するというハードスケジュールを次々とこなしていき、最後にボスターセッション形式のプレゼンを行い、投票を行って優秀なデザインを決めました。壁とホワイトボードに貼った模造紙に次々とカードが貼られていき、熱気のこもった議論があちこちで展開されるさまは、まさに壮観でした。
約4時間にわたるワークショップはかなりハードだった、という感想も聞かれましたが、ユーザビリティ評価プロセスを一通り体験することにより、参加者の皆さんはかなり有益な体験が得られたのではないかと思います。浅野先生、参加者の皆さん、ご苦労さまでした。
名古屋地区で開催する連続セミナーの第2回目を愛知工業大学の自由ヶ丘キャンパスで開催しました。開催告知期間が短かったにもかかわらず、31名の方に参加して頂きました。
今回は、テーマが「オブザベーション」ということで、ユーザー観察をテーマとした内容の講義とワークショップを実施しました。
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まず、小林から「オブザベーション」という手法のユーザビリティ評価の中における位置付け、観察手法で使用する一般的なユーザビリティ・ラボ施設の概要、そこで行われるユーザビリティ評価の進め方などについて説明しました。次にユーザー評価以外の一般的な人工物の観察方法の実例として「ゴミ箱」を取り上げ、着眼点と人間中心設計の重要性を説明しました。そして、第1回目でも説明しました、名古屋地区の皆さんに対する UX Book Club Nagoya(原書の輪講会のようなもの)の開催について再度提案させて頂きました。この活動は Rosenfeld Media Booksの既刊8冊に加え、これから刊行予定の15冊をすべて読破することを目標に掲げています。名古屋地区にいらっしゃる会員の皆様や興味がおありの方は、小林(tad-kobayashi@aitech.ac.jp)までご連絡ください。
次に浅野先生の「オブザベーション」のワークショップが行われました。
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今回はコンビニに置くカップ焼きそばの新パッケージをデザインするという課題で、エスノグラフィックなアプローチでユーザーに新しい経験(UX)を与えるような斬新なパッケージを提案することを目指しました。実際にカップ焼きそばを作って食べるところを観察しながら観察シートに発話や気になった点を記入していき、終わると半構造化インタビューをユーザビリティ・テスティングの要領でモデレーター主導で行いました。その後、カード記入、カードソート、ブレスト、ペルソナ作成、UXジャーニーMap、4コママンガを作成するというハードスケジュールを次々とこなしていき、最後にボスターセッション形式のプレゼンを行い、投票を行って優秀なデザインを決めました。壁とホワイトボードに貼った模造紙に次々とカードが貼られていき、熱気のこもった議論があちこちで展開されるさまは、まさに壮観でした。
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約4時間にわたるワークショップはかなりハードだった、という感想も聞かれましたが、ユーザビリティ評価プロセスを一通り体験することにより、参加者の皆さんはかなり有益な体験が得られたのではないかと思います。浅野先生、参加者の皆さん、ご苦労さまでした。
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