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完全な状態のオリジナル記事は 「
Firebase へようこそ: モバイルアプリ向け Google タグマネージャとタグマネージャ 360 の次世代ソリューションのご紹介」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事
「Welcome to Firebase: Introducing the next generation of Google Tag Manager and Tag Manager 360 for Mobile Apps」 を元に構成しております。
Google タグマネージャは、ウェブサイトやアプリにおける分析やリマーケティング、コンバージョン トラッキングなどで使用される、さまざまなタグの実装と管理を容易にするソリューションです。このたび、iOS と Android 向けのモバイルアプリ開発用に Google が提供を開始した新しいプラットフォーム Firebase の登場によって、タグマネージャやタグマネージャ 360 を使ったアプリ内測定が、かつてないほど簡単でパワフルなものになります。
先週の
Google I/O でお知らせしたように、Google では
Firebase の機能を拡張し、Google のプロダクトやサービスを使ったアプリ開発をこれまで以上に容易にする統合型モバイル開発プラットフォームへと進化させています。そして、その対象サービスの 1 つが Google タグマネージャです。モバイルアプリ向けのタグマネージャとタグマネージャ 360 の
最新バージョンは Firebase との連携によって、開発とマーケティングの両方の機能を拡張できるように設計されています。
統合型のアプリ内ソリューションFirebase の中核を成す Firebase Analytics は、モバイルアプリ専用に開発された、無料で無制限に使える分析サービスです。しかし、単なる分析サービスではありません。ビジネスに貢献している重要な要素から、ユーザー行動の詳細に至るまで、アプリ内で発生するあらゆる要素をくまなく測定できる統合型サービスです。Firebase Analytics を使えばアプリ内のあらゆるデータを一元的に把握して、Firebase のさまざまな機能や Google サービスと共有できます。これにより、タグマネージャでは Firebase Analytics が新たなデータレイヤーとなります。つまり、Firebase Analytics をご利用の方はどなたでも、コード変更なしでタグマネージャをすぐにお使いいただけます。
Google タグマネージャやタグマネージャ 360 をご利用いただくには、Firebase にお申し込みのうえ、
タグマネージャにログインします。そして、新しい Firebase コンテナを設定してから、
Firebase Analytics と
Google タグマネージャの両方をアプリに追加してください。Firebase Analytics で測定したデータはすべて、タグマネージャのタグ、トリガー、変数でご利用可能です。
アプリ測定を動的に管理Firebase Analytics を使うと、アプリ内でのあらゆるユーザー行動を簡単に測定できます。イベントに間違ったラベルを付けたり、重要なパラメータを追加し忘れたりした場合でも、タグマネージャやタグマネージャ 360 を追加しておけば、アプリを更新せずに、測定に必要な設定を適切に変更できます。
マーケティングのご経験が長い方はご存じかと思いますが、タグの設定変更は、たとえ簡単なものであっても多大な時間と労力を要します。マーケティング部門と開発部門との調整が必要になり、他のプロジェクトからリソースを奪うことにもなります。そこでタグマネージャと Firebase を使用すれば、測定に必要な設定変更とアプリの開発サイクルを切り離すことができます。それにより、開発部門とマーケティング部門との連携も効率化されます。
1 つの SDK で複数の選択肢
Firebase は、アプリ開発とユーザー行動の測定をかつてないほど簡単にするよう作られています。ただし、汎用ソリューションではありません。アプリの開発やマーケティングの現場では、複数のベンダーのソリューションが使われることが少なくありません。そのような場合は、Google タグマネージャやタグマネージャ 360 を使えば他社のツールにも対応できます。
Firebase Analytics では、アプリ内でのユーザー行動を簡単に分析できるうえ、測定ツールが 1 種類に限定されません。Google タグマネージャやタグマネージャ 360 を使ってデータを収集し、Google アナリティクスなどの Google の分析ツールや、Google のパートナーが提供するさまざまな分析ツールにデータを送信できます。タグベンダー パートナーには、Kochava、Tune、adjust、AppsFlyer、Apsalar など、先駆的なアプリ アトリビューション ソリューションを提供する複数のベンダーが登録しています。Google タグマネージャは、ウェブ測定ベンダーを限定しない取り組みが長く評価されてきましたが、その取り組みがモバイルアプリ測定にも拡大され、Google だけでなくパートナーも意気込んでいます。
「Kochava は常に優れたツールとの連携によってデベロッパーの皆様をサポートできるよう全力で取り組んでいます。Firebase を通じて Google タグマネージャに画期的なサポートを提供できることになり、社内の士気も上がっています。」 - Kochava CEO、Charles Manning 氏ご利用中のパートナーが登録されていない場合でも、今後にご期待ください。今後も
Vendor Tag Template プログラムを通じて、パートナーを継続的に拡大してまいります。
ご利用はお早目に既にモバイルアプリで Google タグマネージャやタグマネージャ 360 をご利用の場合もご安心ください。既存のコンテナと現在の SDK は、引き続きこれまでどおりご利用いただけます。ただし、機能変更に伴う大きなバージョン アップの常として、モバイルアプリ向けの Google タグマネージャをなるべく早く最新バージョンにアップグレードされ、Firebase のご利用も開始されることをおすすめします。それにより、モバイルタグ管理の利便性を改善していただけます。
Google タグマネージャの詳細をご確認のうえ、ぜひご利用してください。投稿者: Scott Herman - Google タグマネージャ担当プロダクト マネージャー