ゴメス・コンサルティング「業界別サイトパフォーマンス動向」発表

ゴメス・コンサルティングは11月21日、Webサイトパフォーマンス測定ツールGomez Performance Networks(GPN)で計測した「業界別サイトパフォーマンス動向」を発表した。

Webサイトにおけるユーザビリティ研究の第一人者であるヤコブ・ニールセンの調査では、ユーザーの思考の流れが途切れないレスポンスタイムの限界は1秒であり、1秒近くになるとユーザーは直接操作している感覚がなくなる(違和感を覚える)と言われている。表示速度の悪化はユーザーの離脱率増加や再訪問率低下などにつながり、サイト運営企業の収益にも悪い影響を及ぼすことになる。

業界別Webサイトのトップページにおける表示速度結果は以下の通り。

測定期間:2008年10月13日(月)~2008年11月9日(日)の4週間
測定環境:国内2箇所のデータセンターから外部インターネット環境を通して各サイトのトップページ表示速度を計測(10Mbpsのネットワーク接続環境)。

【業界別トップページ平均表示速度】

  • 銀行14社平均:2.488秒
  • 証券9社平均:3.029秒
  • 航空8社平均:2.251秒
  • 不動産17社平均:2.414秒
  • 新聞5社平均:2.947秒

【業界別トップページの平均稼働率】

  • 銀行14社平均:99.91%
  • 証券9社平均:99.99%
  • 航空8社平均:99.96%
  • 不動産17社平均:99.98%
  • 新聞5社平均:99.93%

【業界別トップページ表示速度1位の状況】

  • [銀行]住友信託銀行:1.441秒
  • [証券]カブドットコム証券:0.975秒
  • [航空]スカイネットアジア航空:0.502秒
  • [不動産]エイブル:1.287秒
  • [新聞]読売新聞:1.989秒

ゴメス・コンサルティングでは、ハイパフォーマンスなWebサイトを実現するための具体的手法を伝えるセミナー「サイトパフォーマンス管理のためのGPN活用セミナー~パフォーマンスの向上でコンバーション率アップへ~」を12月1日と12月2日に開催する。

業界別サイトパフォーマンス動向の詳細
http://www.gomez.co.jp/company/press/081121.html

ゴメス・コンサルティング
http://www.gomez.co.jp/

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