ゴメス・コンサルの業界別トップページパフォーマンス調査で銀行、証券が高速化
Webサイト評価・構築サービスのゴメス・コンサルティングは、同社のWebサイトパフォーマンス測定ツール「Gomez Performance Networks」で測った業界別のサイトパフォーマンス動向(2009年1月)を1月6日発表した。銀行14社、証券9社、航空8社、不動産17社、新聞5社について12月1~28日の4週間、各サイトのトップページ表示速度を計測。銀行、証券の表示速度は速くなったが、航空、不動産、新聞は前回より遅くなっていた。国内2ヵ所のデータセンターから外部インターネット環境を通じて測定。ネットワーク接続環境は10Mbps。前回計測は10月13日~11月9日。
業界別のトップページ平均表示速度は、銀行2.263秒(前回比0.225秒速い) 、証券3.013秒(同0.016秒速い) 、航空2.331秒(同0.080秒遅い) 、不動産2.748秒(同0.334秒遅い) 、新聞3.030秒(同0.083秒遅い)。各業界のトップ3企業は、銀行=住友信託銀行1.360秒、三井住友銀行1.516秒、セブン銀行1.530秒▽証券=SBI証券0.928秒、カブドットコム証券0.942秒、大和証券1.719秒▽航空=スカイネットアジア航空0.527秒、AIR DO1.772秒、スカイマークエアラインズ2.019秒▽不動産=エイブル1.300秒、CHINTAI1.324秒、アパマンショップ1.426秒▽新聞=読売新聞1.877秒、毎日新聞2.915秒、産経新聞3.232秒--。
銀行では、住友信託銀行が前回に続き1位。オブジェクト数を抑えることで全体のページ容量を低下させることに成功している。航空も前回に引き続いてスカイネットアジア航空がトップで、Flashファイルのローディング時間を含んでいないことが影響。新聞はページバイト数が大きいため他と比較して表示速度が遅くなっている。Webサイトの表示速度が遅くなる原因は、一般的にはサーバー、ネットワークのスペックに加えてアプリケーションプログラムの複雑さや、1ページのページバイト数やオブジェクト数、JavaScriptやCSSの処理の複雑さなどが要因になるという。
ゴメス・コンサルティング
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