フルスピードがDSP「AdMatrixDSP」にコンバージョン率とエントリーフォーム最適化実装

ユーザーごとのクリエーティブで離脱を防いで入力漏れ防止、細かなシナリオ設計が可能

広告技術・インターネットマーケティング事業のフルスピードは、自社のDSP(デマンドサイドプラットフォーム)「AdMatrixDSP」に、コンバージョン(最終成果)率最適化(「CRO」)とエントリーフォーム最適化(「EFO」)を実装した、と11月8日発表した。AdMatrixDSのターゲティングで集客の最適化を図り、CROでユーザーごとに適したクリエーティブで離脱を防ぎ、EFOで入力漏れを防止する。細かなシナリオ設計が可能で、各ユーザーに合わせてコンテンツ、タイミング、表示箇所、文章表現を用意し、自由に合わせて配信することで広告効果を高める。

従来のDSPは、ユーザーのターゲティング機能を主体にしているが、AdMatrix DSPのCRO機能は、誰にどんな広告を出すのか、に加え、流入したユーザーが購入に至るまでの画面の遷移に一貫性を持たせた設計でコンバージョン率向上のサイクルを実現する。教育関連のサイトに導入したところ、コンバージョン率が152%改善できた。離脱率が高いサイトやコンバージョン率が低いサイトでも集客を変えることなくコンバージョン数の大幅な改善が見込まれるという。AdMatrixDSPはユーザーの属性をリアルタイムに判別して適切な広告を表示するシステム。

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