ecbeingがクレジットカードのセキュリティ基準「PCI DSS」準拠の決済オプション開始

ECサイト構築パッケージ「ecbeing」、EC事業者は高いセキュリティレベルが維持可能

ECビジネス関連サービスのecbeing(イーシービーイング)は、同社のECサイト構築パッケージ「ecbeing」で作成したECサイトに対し、クレジットカードのセキュリティに関する国際基準「PCI DSS」に準拠した決済オプションサービスを4月7日に始めた、と4月13日発表した。EC事業者は高いセキュリティレベルが維持できる。ECサイト構築パッケージ・SaaS(必要な機能だけサービスとして利用できるソフト)でPCI DSSに対応するのは国内初という。

PCI DSSは、会員データを安全に扱う対策手法や運用ルールを定めたクレジットカード業界のセキュリティ基準で、JCB、VISA、マスタカードなど国際カードブランド5社が策定した。経済産業省などがクレジットカード取引のセキュリティ強化を公表し、EC事業者は2018年3月までにPCI DSSに準拠するか、カード情報を非保持化するか求められる。決済オプションサービスによって経済産業省の要請をクリアしながら個別カスタマイズが可能になる。

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