エフ・コード、「うっとうしい」ポップアップを抑制してユーザーと良好な関係を築くための機能を拡充

ポップアップを二度と表示しない選択肢と、ユーザー心理に配慮した押しやすい閉じるボタンを設定する機能を追加

エフ・コードは、同社が提供するデジタルマーケティングツール「f-tra(エフトラ)」に、ユーザーの意思に反した過度なポップアップ表示を抑制する機能を7月27日に拡充した。

今回追加された機能は、次の2つ。

  • 「許諾の再表示選択」機能(f-tra Push)
  • 「クローズボックス選択」機能(f-tra CTA)

「f-tra Push」は、過去にWebサイトに訪問したユーザーに対し、ブラウザのプッシュ通知機能を利用して再訪問を促すツール。従来はユーザーがプッシュ通知の配信を拒否しても、再訪問時に同じ内容のメッセージが表示されてしまうことがあった。今回追加された「許諾の再表示選択」機能では、プッシュ通知を「許可する」「一時的に閉じる」「二度と表示しない」という選択肢からユーザー自身が自由に決定できる。

「再表示しない」を選択したユーザーには、ブラウザプッシュ通知の許諾ポップアップを再表示させない

「f-tra CTA」は、ユーザーの行動に合わせて適切なタイミングで情報を届けるウェブ接客ツール。今回追加された「クローズボックス選択」機能では、ポップアップバナーを閉じる際に押下する「閉じるボタン」を計48種類(デザイン8種類×大きさ3種類×表示位置2種類)から選択でき、ユーザー心理に配慮した押しやすい「閉じる」ボタンを設定可能。

同社は、今後もただユーザーをコンバージョンさせることだけが目的ではなく、ユーザー自身が情報の取捨選択を行い、企業とユーザーがより自然かつ最適な関係を築けるようなツールの開発を目指すとしている。

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