博報堂DYメディアパートナーとスターティアラボがARアプリを使う「AR広告」提供開始

アプリをかざすことで付加情報を表示、第1弾の「アウトドアメディア×AR広告」販売

総合メディア事業の博報堂DYメディアパートナーズは、ウェブアプリ開発事業のスターティアラボとともに、既存メディアにAR(拡張現実)アプリをかざすことでさまざまな付加情報が表示できる広告商品「AR広告」の提供を始める、と5月15日発表した。第1弾として「アウトドアメディア×AR広告」を販売する。

アウトドアメディア×AR広告は、博報堂DYグループで交通・屋外広告や折り込み・ダイレクトメールなどのアウトドア広告を手掛ける博報堂DYアウトドアと協働で展開する。AR広告は、既存メディアの広告上に設けたARマーカーをARアプリで読み取ると、スマートフォンに動画やデジタルコンテンツを表示する。

 

アプリはスターティアラボの「COCOAR2」を採用する。AR広告は動画、GIFアニメーション、3D CGなど多彩なコンテンツが表示でき、外部サイトへも自動で遷移する。曜日、時間、エリアごとの出し分けも可能。実証実験での体験者アンケートでは多くが「広告商品の理解や購入意向が高まった」と答えたという。

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