年末年始に「初詣する」人は3割まで減少、「帰省」も取り止め・短縮化が目立つ結果に【Shufoo!調べ】
凸版印刷のグループ会社であるONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「年末年始の意識調査」の結果を発表した。9月、10月、11月にそれぞれ4万人超にわたる調査を実施し、意識の変化を追跡した。
9月から11月への変化、徐々に外出自粛傾向が強まる
まず「2021年の正月の過ごし方」を聞くと、「初詣に行く」は、9月調査の40.2%から30.4%まで、大きく減少していた。その他「帰省する」「初売りに行く」「福袋を買う」「新年会をする」は、軒並み2、3ポイントの減少を見せている。「国内旅行に行く」は、GoToトラベルの影響で、9月:2.1%から10月:2.3%に増加していたが、11月には1.9%まで後退している。新型コロナ流行の第3波が到来し、全体的に自粛傾向が強まったと言える。
「初売りに行く」とした人は、11月時点で全体の7.1%に留まっているが、具体的に「どのお店の初売りに行きたいか」を聞くと、やはり「ショッピングモールの店頭」が強く67.4%。ただし9月から11月で、ややポイントが減少している。「百貨店の店頭」「アウトレットの店頭」「家電量販店の店頭」も数ポイント減少している。
一方で、唯一「スーパーの店頭」は9月:27.3%→10月:29.2%→11月:29.5%と増加を見せた。人混みが極端に膨らまない近場で、せめて買い物をしたい、という欲求が垣間見える。
また「帰省する」と回答した人に、「予定している滞在日数」を聞くと、「日帰り」が9月:27.8%→11月:32.6%に増加。「2泊3日」「3泊4日」などは減少した。ただし「6泊以上」という長期滞在は増加傾向を見せている。
その他、「おせち料理を作る予定」について聞くと、「購入する」とした人は54.6%で、前年の46.3%より増加傾向を見せた。
調査概要
- 【調査対象】全国の「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【サンプル数と調査期間】
- (1)9月調査
- サンプル数:合計有効回答サンプル数68,299名/調査期間:2020年9月8日~9月30日
- (2)10月調査
- サンプル数:合計有効回答サンプル数49,411名/調査期間:2020年10月22日~11月3日
- (3)11月調査
- サンプル数:合計有効回答サンプル数43,293人名/調査期間:2020年11月15日~11月24日
ソーシャルもやってます!