高校生・大学生に人気のファッションアプリ、男子は「Amazon」女子は「ZOZOTOWN」と男女差【テスティー調べ】
テスティー(TesTee)は、高校生・大学生を対象とした「ファッションアプリに関する調査」の結果を発表した。高校生・大学生1,998人に、最も利用しているファッションアプリ、アプリ閲覧後の衣服購入経験などを聞いている。
男子は「Amazon」、女子は「ZOZOTOWN」が人気
まず全体に「スマホアプリをしてファッション用品を購入した経験があるか」(SNSを除く)を聞くと、「購入したことがある」は10代で56.5%(男性:49.3% 女性:60.6%)、20代で46.1%(男性:46.8% 女性:62.9%)だった。男性より女性、10代より20代のほうがスマホアプリでの購入率が高い。
具体的に「もっとも利用しているアプリ」を聞くと、セレクトモールアプリ(ショッピングアプリ)では男性は10代・20代ともに「Amazon」、女性は10代・20代ともに「ZOZOTOWN」がトップだった。ブランド公式アプリでは「GU」が、コーデ・スタイリングアプリでは「WEAR」が人気だ。
なおアプリを知ったきっかけは、性別・年代別ともに「SNS」がトップ。女性は6割以上、男性は約5割が、SNS経由でアプリを認知している。
店舗には行かず“アプリで閲覧して即注文”というユーザーが多い
続いて、ファッションアプリを現在利用していると回答した人を対象に、ファッションアプリを閲覧後の「衣服」購入経験を聞くと、「購入したことがある」は10代で76.1%(男性:75.0% 女性:76.6%)、20代で72.5%(男性:71.1% 女性:73.8%)と、7割以上が購入に結び付いていた。
購入経路でも「アプリから直接購入」がもっとも多く6割超で、スマホ操作で購買が完結していた。女性のほうがやや実店舗に行く割合が高いようだ。
ファッションアプリは、すでに10代・20代に滲透しており、満足度は10代で78.1%、20代で68.9%に達している。その理由については、「お得に購入できるから」「時短にもなるから」「安くて質が良くコスパ最高だった」など、利便性だけでなく安価に購入できる点をあげるユーザーも多かった。ショップやアプリにもよるが、クーポンを活用できる点、検索で好みの掘り出し物を発見出来る点が、アプリの利点となっているようだ。
調査概要
- 【調査対象】10~20代の男女
- 【調査期間】2020年12月7日~9日
- 【有効回答数】1,998名(10代男女806名、20代男女1192名)
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