仕事のスキルアップをしたい理由、2位「転職のため」より圧倒的多数だった1位は?【ビズヒッツ調べ】

スキルアップの努力をしている人は7割近く、「資格取得」が一番人気。

ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、「仕事のスキルアップのためにしていること」に関する調査結果を発表した。社会人男女500人が回答している。

スキルアップで好循環を生み出した人が多数

まず「仕事でスキルアップするための努力をしているか?(何かしているか?)」を聞くと、「している」28.2%、「まあしている」39.8%で、7割近くがスキルアップに取り組んでいた。「まったくしていない」「あまりしていない」という人でも、“何かしたいと思っている”といった意見があり、多くの人がスキルアップの必要性を感じ実践しているようだ。

具体的に「スキルアップのためにしている(した)こと」を聞くと、1位「資格取得」128人、2位「仕事に役立つ勉強・情報収集」102人が特に多く、3位「パソコンスキルの向上」46人がやや離れて続いた。やはり分かりやすくスキルアップの実感を得られ、第三者にもアピールしやすい資格取得が、幅広く人気のようだ。

こうしたスキルアップの方向性は、「なぜスキルアップしたいのか」という質問に対し、「収入アップしたい」90人が圧倒的に多く、2位「転職を見据えて」55人がそれに続くことからも裏付けられる。現在の職場においても、資格などで査定をアップさせたいという意向があると思われる。また職場によっては、資格によって手当が付く場合もあり、そうした優遇を考えている人が多いようだ。フリーランスからは「仕事の効率を上げ、多くの案件を担当できるようにして収入を上げたい」という声もあったという。

スキルアップにより仕事の質が向上し、社内外からの評価が高まり、仕事が楽しくなり、キャリアもアップするという好循環を望む人が多いと考えられる。

調査概要

  • 【調査対象】現在就業している男女
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査期間】2021年9月25日~26日
  • 【有効回答数】500人(女性307人/男性193人)
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