どうなる2022年の国内旅行? 意欲もGo Toトラベルへの期待も高いがオミクロンの動向次第? 【ビッグローブ調べ】

割引率など縮小された新Go Toトラベルでも、約2割が「前回以上に利用意欲あり」。

BIGLOBEは、「2022年の旅行に関する意識調査」の結果を発表した。全国の20代~60代の男女1,000人が回答している。調査時期は2021年12月7日~8日。

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旅行の目的は「温泉」がトップ

まず全体に「現在、旅行(国内旅行)をしたいと思うか」を聞くと、「したい」47.4%、「ややしたい」19.2%と7割近くが、国内旅行への意欲を見せた。また「新型コロナウイルス感染症拡大前と現在を比較して、旅行の目的・したいことや宿泊先に求めることは変わったか」を聞くと、「あまり変わらない」33.4%、「変わらない」26.6%という人がやや多い。

「2021年10月に緊急事態宣言・まん延防止措置が解除されて以降、都道府県をまたぐ旅行をしたか」を聞くと、「2021年10月に旅行した」13.4%、「2021年11月に旅行した」15.9%、「2021年12月に旅行した・する予定」14.1%と約3割がすでに旅行済み、または年末の旅行を予定していた。複数回の旅行者もいるようだ。

旅行したいと回答した674人に「目的や旅行先でしたいこと」を聞くと、「温泉」71.1%、「グルメ」68.8%、「観光地・景勝地めぐり」65.9%が上位。「宿泊先を決める基準」については、「料金」69.1%が最多で、以下「食事の内容」53.4%、「感染対策がきっちりしている」45.7%、「温泉(大浴場)がある」44.8%、「立地」42.9%だった。

2022年1月末時点ではオミクロン株の流行により、実施が延期されているが、「前回(2020年)のGo Toトラベルキャンペーン実施当時と比べて、新たなGo Toトラベル事業に対する意欲に変化があるか」を聞くと、「前回より高まっている」18.2%、「前回と同じくらい」38.2%とした人が多かった。2022年のGo Toトラベル事業は、割引率(35%→30%)や割引上限(日帰り7000円→3000円など)が縮小されているが、それでも活用したい人は多いようだ。

新たなGo Toトラベル事業に対する意欲が「高まっている」と回答した182人に、その理由を聞くと、「国内の感染者数が減ってきたから」54.4%、「旅行を我慢する期間が長くなったから」51.6%、「自分がワクチンを接種し安心感があるから」44.5%、「全国的にワクチン接種が進んで安心感があるから」42.3%が上位だった。しかしこの前提が変わってきており、再開時期については不透明な状況が当分続くと考えられる。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20代~60代の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2021年12月7日~8日
  • 【有効回答数】1,000人
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