ZOZOがOMOプラットフォーム「ZOZOMO」で「顧客直送」開始、実店舗の商品欠品に対応

物流拠点「ZOZOBASE」に在庫があれば店舗で決済した後に購入者の自宅に商品を直送

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、同社のOMO(オンラインとオフラインの併合)プラットフォーム「ZOZOMO」で、新サービス「顧客直送」を11月24日に始めた、と同日発表した。ブランドの実店舗で欠品している商品の在庫が同社の物流拠点「ZOZOBASE」にあれば、来店購入者の自宅にZOZOBASEから商品を直送する。決済は店舗で行う。

実店舗は、来店者が求める商品が店舗になくても、ZOZOBASEで保管している在庫を販売して売り上げにでき、欠品による販売機会損失が減らせる。来店者は、店舗在庫がなくても決済して自宅で受け取れる。店舗側が顧客直送を導入する際の初期投資や店舗数に応じた費用はなく、商品購入者が顧客直送を使った時に利用料が発生する従量制サービスとなる。

ZOZOMOは、ZOZOTOWNとブランドの実店舗やブランドのECをつなぐことで売り上げ増を支援するOMOプラットフォーム。顧客直送は、店舗スタッフの販売サポートツール「FAANS」を活用。スマートフォンやタブレットの簡単な操作でZOZOBASEの在庫確認、店頭決済、商品配送手配が完結する。商品売り上げは決済店舗に立てられ、店舗や店員の成績にできる。

顧客直送サービスの仕組み
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