“幸せになるための年収”、10代は1人暮らしだと「481万円」夫婦だと「○○円」が必要と考えている【SMBC-CF調べ】

10代で「幸せになるためにお金が必要」と思っている人は72.5%。

SMBCコンシューマーファイナンスは、「10代の金銭感覚についての意識調査2023」の結果を発表した。15歳~19歳の学生1,000人が回答している。

10代の収入、「ない」2割、「お小遣いのみ」4割、「お小遣い以外」4割

まず全回答者に「現在の収入状況」を聞くと、「収入はない」20.8%、「お小遣いのみ」37.4%、「お小遣い以外の収入がある」41.8%に分かれた。

ひと月あたりの収入額は、高校生では平均11,650円、大学生等では平均38,146円。アルバイト代に焦点を絞ると高校生は平均7,029円、大学生等は平均28,498円だった。

全回答者(1,000名)に預貯金をしているか聞いたところ、「している」53.3%、「していないが、したいと思う」38.9%、「していないし、したいと思わない」7.8%だった。

預貯金をしている人(533名)に「今どのくらいの預貯金を持っているか」を聞くと、高校生で平均16万6,039円、大学生等で平均29万0,401円だった。

全回答者(1,000名)に「お金をかけたいと思うもの」を聞くと、1位「ファッション」41.7%、2位「推し活(アイドル・キャラクターのグッズなど)」39.5%、3位「友人との交際」38.8%が上位。男性は「ゲーム」、女性は「美活(メイク・美容院など)」が多い。

「幸せになるためにお金が必要だと思うか」を聞くと、「そう思う」は72.5%。男性では71.4%、女性では73.6%だった。そこで「幸せになるために必要だと思う世帯年収」を世帯構成ごとに聞くと平均は、「単身世帯(1人暮らし)の場合」では481万円、「夫婦2人だけの世帯の場合」では873万円、「夫婦と子どもが2人(高校生と大学生)の世帯(4人家族)の場合」では1,595万円となった。前回と比較すると全体的に上昇しており、世界経済の先行き不透明感や物価高騰が影響しているようだ。

調査概要

  • 【調査対象】15歳~19歳の学生
  • 【調査方法】ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員へのインターネット調査
  • 【調査時期】2023年7月19日~20日
  • 【有効回答数】1,000
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