2023年、社会人の年収や残業時間はどう変化した? 65%の人が「今年の働き方に満足」【ライボ調べ】
コロナ明けで約7割の人が「出社メイン」に。来年は“年収アップ”に注力?
2023/12/8 8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ライボは、「2023年 働き方変化の実態調査」を実施した。1年間の働き方に対する満足度や年収・残業時間の変化について、930人の社会人男女に聞いている。
今年の働き方には65%が「満足」。年収・残業ともに増加傾向
まず、2023年の働き方の満足度を聞くと、「満足派」が合計で65.0%を占め、そのうち最も多かったのは「どちらかといえば満足」で34.5%だった。また、働き方にどのような変化があったかを聞くと、「年収に増減があった」が49.8%で最多となり、以下「残業量」や「出社状況」が挙げられた。
2023年の年収の増減としては、「増えた」が52.2%、「減った」が20.0%、「変わらない」が27.8%となった。年収が上がった月としては「4月」が最多で、増加した額の平均は119.2万円だった。
また、2023年の残業の増減としては、「増えた派」が62.0%で多数派に。残業時間が増加した月は「10月」が最も多く、1ヶ月あたりで増加した平均時間は10.3時間だった。
来年は「年収アップしたい」! スキルアップや副業にも前向き
続いて出社状況の変化を聞くと、「出社メインになった派」が66.9%にのぼり、コロナ5類移行の影響がうかがえる結果に。現在の出社体制への満足度としては、出社メインの人・リモートメインの人ともに約7割が「満足」と答えていた。
出社状況に変化があった月としては「4月」が最も多く、変化の理由としては「コロナ5類移行の影響」「転職」「会社の規定変更」などが挙げられた。
来年の働き方や仕事について聞くと、「変えていきたい」という意思がある人が79.4%と高め。具体的には「年収をもっと上げたい」が68.8%で圧倒的に多く、「スキルアップしたい」「副業を始めたい」という声も目立った。
調査概要
- 【調査対象】現在職を持つすべての社会人 / JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
- 【調査条件】全国 / 男女 / 20~50代
- 【調査期間】2023年11月16日~11月20日
- 【有効回答数】930人
- 【調査方法】インターネット調査
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