AdobeがPhotoshopに「ライブ共同編集」機能、ベータプログラムの参加者を受け付け中

クリエイティブの共有やコラボが可能に、コミュニティ主導の「不要な要素の削除」も紹介

米国アドビは、画像編集ソフト「Adobe Photoshop」の新機能「ライブ共同編集」でデスクトップ版(プライベートベータ版)とweb版のプライベートベータプログラムのテストリストに登録できると1月14日(米国時間)に発表し、日本語訳を15日公開した。複数のクリエイターが異なるPCやデバイスから同時にドキュメントにアクセスして編集し、クリエイティブの共有とコラボレーションが可能になる。テストの参加者を募集している。

Adobe Photoshopの「ライブ共同編集」機能が登場

Photoshopは2024年に、コミュニティからのフィードバックに基づいてワークフローを改善する新機能を追加した。削除ツールの「不要な要素の削除」機能では、背景から電線や人物を自動的に検知して削除し、写真全体の整合性や遠近感、複雑なディテールを損なわずに生成されたコンテンツに置き換える。旅行写真の背景に写り込んだ観光客や美しい風景を邪魔する電線を削除でき、面倒な編集作業の手間を省くことができる。

削除ツールの「不要な要素の削除」機能

タイポグラフィ(文字の体裁)では、フォントブラウザの強化でPhotoshopに留まったままクラウド上の3万以上の無料でライセンスされたフォントを検索でき、ライブプレビューで使用できる。フォント名や異なる言語体系の探索も可能で効率的に見つけられ、作業の流れを中断することがない。新フォントを追加すると、すべてのPhotoshopとAdobe Creative Cloudデスクトップアプリ間で自動的に同期されシームレスに編集が可能。

フォントブラウザの強化
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