電通デジタルと三井住友海上が「ビジネスに役立つデータ人材育成プログラム」を提供

電通デジタルと三井住友海上火災保険は、「ビジネスに役立つデータ人材育成プログラム」を開発して1月15日から提供を始めたと発表した。データ分析者とビジネス現場の橋渡し役を担うビジネストランスレーターを育成する。プログラムは動画視聴を中心としたEラーニングの形式で、期間は週1時間程度で約3カ月間。両社は、マーケティングやデータ活用の高度化に必要な人材育成を通じて企業の事業成長に貢献する。

データ分析とマーケティングの両知識を身に付け、データ活用とビジネスの両輪で業務を遂行できる。①Demand(問題や要求の明確化)、②Design(仮説を立てて分析課題に落とし込む)、③Data(課題解決に必要なデータの準備)、④Develop(分析)、⑤Deploy(分析結果をビジネス活用へ展開)――の「5つのD」で構成する「5Dフレームワーク」を習得し、課題の発見、分析、ビジネス活用まで幅広い領域を効率よく実行できるようになる。

社会のデジタル化で企業は、マーケティング施策におけるデータ活用やデータに基づく事業戦略が求められている。電通デジタルのマーケティング領域でのデータ活用を通じたビジネス変革の知見や実績と、三井住友海上のデータ活用人材の育成・内製化に関する知見や実績、提唱する5Dフレームワークの両社の強みを生かして、データに基づくビジネススキルを習得するEラーニングの教育プログラムを開発した。