検索結果どこまで見る? 85.6%が「3ページ目まで」で止めていた【NEXER調べ】

欲しい情報が見つからなかった場合、「検索キーワードを変えて再検索」が7割近く。

NEXERが運営する「SEOの知恵袋」は、「検索結果をどこまで見るか」に関する調査結果を発表した。全国の男女500人が回答している。

「最終ページまで見ても欲しい情報が見つからない経験」半数を超える

まず「何かを検索した際、検索結果は何ページ目まで見ることが多いか」を聞くと、最多は「2~3ページ目まで」49.6%、「1ページ目まで」36.0%で、計85.6%が3ページ目までで見るのを止めていた。

「1ページ目まで」の人に理由を聞くと、「すぐ見つかるから」「そこで完結できる」という意見と「2ページ以降から、あまり関係ないものまで表示される」「それ以上見るのは面倒くさい」という意見があるようだ。

「2~3ページ目まで」とした人は「そこまで行くと関連性がなくなる」「検索上位なのが必ず正しいわけでもないと思うし、ある程度の情報は見ておきたい」「上位にはアクセス数稼ぎ目的のくだらないブログが並ぶことが多い」という声があがった。

Q.何かを検索した際、検索結果は何ページ目まで見ることが多いですか?

「検索結果の最終ページまで見ても、欲しい情報が見つからなかったことはあるか」を聞くと、「よくある」14.0%、「ややある」37.2%で、わずかに半数を超えた。

Q.検索結果の最終ページまで見ても、欲しい情報が見つからなかったことはありますか?

さらに「欲しい情報が見つからなかった場合どうするか」(選択式)で答えてもらうと、「検索キーワードを変える」66.8%が多数派。以下「あきらめる」15.6%、「他の検索エンジンを使う」10.2%、「他の媒体(SNS、YouTubeなど)を使う」7.2%が続いた。

「検索キーワードを変える」人は、「自分の検索方法が間違っているかもしれないから」「キーワードを変えると違った結果が出てくるから」という理由が多い一方、「あきらめる」とした人は「めんどくさい」「Googleになかったらほとんどの検索エンジンにもなさそう」「webになかったら見つからないと思っている」といった理由があがった。

Q.欲しい情報が見つからなかった場合どうしますか?

また「検索結果の順位(上から何番目か)によって、情報の信頼度に違いを感じるか」については、「とても感じる」9.4%、「やや感じる」41.6%と、計51.0%が感じるとした。「関連性が高いものから出ている気がする」「上位に引っ掛かるものはより多くの共感や参考になっているのかなと感じる」「関連度や閲覧数が上位だから」などGoogle検索の施策が機能していると推察される。

ただし「上にあっても売り上げをあげるために良いように書いていることも多い」「上には広告が多いのであまり上のはAI検索以外気にしてみていない」「似たようなものが繰り返し表示されていたりする」といった指摘もあった。

Q.検索結果の順位(上から何番目か)によって、情報の信頼度に違いを感じますか?

調査概要

  • 【調査対象】全国の男女
  • 【調査方法】インターネットでのアンケート
  • 【調査時期】2025年5月19日~26日
  • 【有効回答数】500サンプル
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