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前回、競合のマーケティング活動において、「リード獲得」部分を中心にどのような活動を行っているのか調べる方法をご紹介しました。調べ方を工夫するだけで、あらゆる場所から情報を得られるということがお分かりいただけたかと思います。
前回の記事はこちら
【BtoBマーケター必見!】競合のマーケティング活動を知る4つの方法(前編)
今回は、残る3つをご紹介していきます。改めて確認しておきましょう。
【前編でご紹介した部分】
1.リード獲得手段とどのような業種・職種をターゲットにしているのか
また、その手段で獲得できたリード数
【今回ご紹介する部分】
2.名刺データ化の仕組みができているかどうか
3.見込み顧客の育成を行っているか(マーケティングオートメーションツールを導入しているかどうか)
4.マーケティング組織があるかどうか
では、早速ご紹介しましょう。
2.名刺データ化の仕組みができているかどうか
TVCMの影響か、名刺をデータ化し、社内の共有財産にしていないことに危機感を持ち出した企業様が多くいらっしゃいますが、競合はすでに名刺のデータ化&共有化に取り組めているのでしょうか。公開情報から探ってみましょう。
まずは、名刺データ化サービスで話題のSansanのWebサイトを覗いてみます。
https://jp.sansan.com/casestudy/
こちらのWebサイトには導入企業の社名付きで事例が掲載されています。社名検索はありませんが、業種・企業規模で検索することができますので、競合が事例に掲載されているか確認してみましょう。なお、こちらにない場合は下記の名刺管理ツールのWebサイトを見てみてください。事例数は少ないので、Sansanの事例を最初に確認することをおすすめします。
■名刺de商売繁盛
http://www.yamato-meishi.jp/case/
■アルテマブルー
http://ultimablue.jp/case/index.html
3.見込み顧客の育成を行っているか(マーケティングオートメーションツールを導入しているかどうか)
ついに、今話題のテーマに切り込みます。マーケティングオートメーションツールが2014年から話題になり、今ではマーケティング関連のイベントでは「マーケティングオートメーション」に関する話題があちらこちらで聞かれますが、競合はすでにこれらを導入しているのでしょうか。それを調べるために、あるアドオンを使います。
競合のWebサイトをのぞき見できるGhostery
このアドオンを使うと、いま閲覧しているWebサイトにどのような「計測タグ」が設置されているのか瞬時にお知らせしてくれます。
こちらへ↓アクセスすると、今閲覧中のブラウザが表示されます。このまま「ADD TO(ブラウザ名)」をクリックすると、お使いのブラウザにアドオンとして登録されます。
https://www.ghostery.com/try-us/download-browser-extension/
主に、3種類の計測タグを読み取ってくれるので解説します。
【広告ツール】
GoogleDynamicRemarketing
MicroAd
Criteo
Yahoo! Retargetting
【分析ツール】
GoogleAnalytics
YahooAnalytics
WebAntenna
Pt engine
【マーケティングオートメーションツール】
Marketo
Pardot
Eloqua
HubSpot
今回は、この「マーケティングオートメーションツール」名が表示されているか否かを見ます。国内でも多くのマーケティングオートメーションツールが存在しますが、現時点では、表示されるツールはすべて外資のものです。よって、確実に、競合が導入しているか、していないかを判断するものではありませんので、その点はご注意ください。
4つ目の「マーケティング組織があるかどうか」はこちら↓
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