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広告代理店のモラルを崩壊させる18の方法」 からご覧ください。
広告代理店に限らず会社やチームに一定のモラルを築き保っていく作業は難しいものですよね。今回は過去にそんな失敗を繰り返した筆者が企業内のモラルを崩壊させる18の方法を逆アドバイス。 — SEO Japan 大部分の広告代理店には恐怖の匂いが充満している。“私たちにはやらなきゃいけない仕事がたくさんある”という感じのやる気について言っているのではない。“くそ、もし私がこのままここで一生働き続けたらどうなるんだ?”という恐れ、“くそ、もしCEOが今年は大きなボーナスを決定したらどうなるんだ?”という恐れによって一層悪化するものについて言っているのだ。 私もそういう会社で働いたことがある。最低だ。 だからここで、私自身の過去の仕事における個人的経験を基に、あなた専用の絶望の落とし穴(Pit of Despair)を実行することができる方法を紹介しよう: たくさん叫ぶ。正直に言うと、ニュージャージーで育った私は、誰よりも大声を出すことができる。しかし、あなたは上司から脳たりんと呼ばれるまで(個人的経験である)、もしくはホッチキスを投げつけられるまで(同僚からの秘話である)、あなたは本当の意味では生きていなかった。従業員にその経験を与えないのはいけない。彼らにその経験をさせてあげるのだ。 クライアントは、いつだって、100%、どんなときも正しいと見なす。あなたが評価し、面接し、採用するのにたくさんの時間を費やした全ての専門家たちが、あなたにお金を支払っている人物よりも知っているなんてことはありえないのだ。全く。だから、今度クライアントがハダカデバネズミのアニメ―ションをホームページ上に要求してきたら、あなたはアカウント・マネージャーをひっぱたいて、「お客様、もちろん問題ございません」と言うのだ。みんな気分が良くなるだろう。 あなたはスタッフ側ではない、ということをはっきりさせておく。そのことが1人か2人には行き渡らなかった場合に備えて、あなたが敵であるということをチームが確実に理解しているようにすること。卑劣な顔つきをして、肩越しに詮索をし、フレックスタイムを否定し、たわごとを言ったりするのが効果てきめんである。 育成を否定する。だって、もしあなたが自分のスタッフをゴミのように扱って、その後に彼らに学ばせれば、彼らは去って行くだろう。彼らには何も学ばせないことだ。単純などうでもいい仕事をさせて、彼らからの休暇要請はすべて拒否するのだ。彼らに本を買い与えることさえもしてはいけない。 不透明でいること。決して、あなたの働き蜂にあなたが物事を行う理由を知られてはならない。彼らがアッチに行くことを期待したなら、コッチに進むのだ。彼らが昇給を期待したら、給料をカットするのだ。常に財政破たんが差し迫っているようにほのめかすのだ。 下手くそな指示を与える。地位が下の者に仕事を与える時には、件名は曖昧にする。メール本文には、“これをしてください”と書き、クライアントからの不明確な手紙を添付する。もっといいのは、その手紙を印刷して、その上に大きなびっくりマークを書いて、可哀そうな奴の椅子に貼り付けておくことだ。そいつは朝それを発見してパニックになるだろう。ビデオカメラの準備をしておこう。 お互いを犬に変化させる。あははは。あなたが本当に嫌いな従業員を1人見つける。ボーナス時期の直前に、彼女のチームにいる3人に彼女がみんなの足を引っ張っていることを知らせる。そして、あなたは身を引いて彼らが共食いするのを見るのだ。 みんなの前で批判する。もし誰かが間違ったことをしたら、オフィスのど真ん中で大声でそれを明らかにする。素晴らしい学習体験になるだろう。 タイム・レコーダを押す。確実に全員が8時までに来るようにするのだ。8時1分になったら、リストを作成する。そして、遅れた全ての従業員を個人的に厳しく叱る。ランチ時間も監視するのを忘れないこと。クリスマス直前のランチでなぜ47分使ったのかを誰かに尋ねることは終わることのない楽しみだ。 革新は押しつぶす。もし誰かが、自分の時間に会社のためにカッコいいブログやデザインやSEOプロジェクトなど、個人的なプロジェクトを請け負ったら、それをつぶす。そういうやり手タイプは他のみんなに劣等感を与える。詳しいことはBaron Munchausenの冒険を参照しよう。秀でた動きは、昇給要求や笑顔やハイタッチが生まれる前に鎮圧しなければならない。 ハッカーおよび一刀両断の編集者になる。もし誰かが何か編集するものを送って来たら、ランダムに3つの段落を削除し、余白に“最悪”と書き、何の説明もつけずに送り返すのだ。そうすれば毎回あなたの顔には笑みが浮かぶだろう。 週末を禁止する。一番いいのは、土日は従業員が家でじっとして、仕事が山のように積み上がっていることを心配する時間にすることだ。 あなたの好みで異性または同性の従業員をいやらしい目つきで見る。マッドメン世代は健在だ。あなたは1人にはならない。これも個人的な経験である。 約束を守らない。クリスマスにボーナスが出るとみんなに言ってしまった?それをキャンセルするのだ。5番目のアドバイスと組み合わせると最高だ。 意見の提供を阻止する。これはあなたの道なのだ。それを決して彼らに忘れさせてはならない。 時間の無駄遣いを推奨する。その一方、もし誰かが400マイルもコースから外れたミーティングをしてみんなを無人島で見殺しにすることを望んだら、それを後押しするのだ! たくさんのミーティングを開催する。少なくとも1日に1回は神経の疲れる90分のミーティングをすること。必ず小さい部屋でぎゅうぎゅう詰めにし、ギーギー音を立てるひどい椅子を使用するのだ。 非難する。もしクライアントがあなたが馬鹿であるという事実を知ってしまったら、スタッフを責めるのだ!そして、クライアントには、問題の人物は対処されたと伝えるのだ。さらに従業員には、あなたは従業員を援護したのだと伝える。これによって、従業員対クライアントの面白い構造を見ることができる。 この記事の由来 私は、先週末のクリスマスパーティであることを確信した。自分が死ぬ時には、自分が本当に素晴らしいチームを作ったことを誇りにできると。 それはもちろん全て私のおかげではない。これまで私がダメにしてきた数多くのチームもある。そして、最終的に、一緒に働くことを好み、自分の仕事を好み、私が一緒に働きたいと思うたくさんの人達を得たのだ。 だから、SEOの愚かさや詐欺まがいのアーティストや盗作にイライラする代わりに、私はこの記事を前向きな雰囲気として投稿することにしたのだ。私は素晴らしいチームを持っている。 それでは、また明日。 この記事は、Conversation Marketingに掲載された「18 ways to build morale at a marketing agency (not)」を翻訳した内容です。 広告代理店に限った話ではないですが、大抵の会社には全部とはいいませんが、1つや2つ当てはまる項目があったのではないでしょうか。大半が社内の話でしたが、2番目に「クライアントは、いつだって、100%、どんなときも正しいと見なす」という項目が来ていたのも面白かったですね。 — SEO Japan
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