ウェブ電話はどんな業種に向いてますか？――Q&Aでわかるウェブ電話（Q3）

例えば、飲食店やグルメ情報のサイトはどうでしょう。店舗の地図や予約のための電話番号を掲載するのはもはや当たり前です。ウェブ電話を設置すれば、予約や問い合わせの電話をさらに積極的に受けられるようになります。ユーザがウェブサイトを見ながら手軽に電話できるので、問い合わせ数の底上げにつながりますし、また、情報サイトなら、これまでの掲載料にプラスして、通話実績にもとづく課金という新たな広告ビジネスも創出できます。

不動産の紹介サイトでもウェブ電話は活躍します。不動産物件の検索サイトでは、エリアや路線、予算や間取りなどの条件を絞り込み、詳細情報を見てから問い合わせや見学の予約を行います。ところが、このような検討作業はとても面倒なのも事実。また、一つの賃貸物件は複数の不動産会社に仲介され複数の検索サイトや店頭で紹介されるので、せっかくメールで問い合わせても、すでに成約ずみといったこともあります。ところがウェブ電話を設置すれば、ユーザは取り扱い不動産会社に直接電話で問い合わせることができて便利ですし、事業者も、その物件が成約ずみの場合にもすぐに類似物件を紹介できるなど、今までは途切れていた流れを成約に結びつけられるかもしれません。

このように、さまざまなシーンで使えるのがウェブ電話です。本書の2章と3章では、ウェブ電話を実際に導入している企業の例を紹介します。いかに、このサービスが幅広いビジネスモデルに適しているかがわかります。

さまざまなビジネスで活用できるウェブ電話

お客さまとコミュニケーションをとりたいと考えるすべての企業で利用できます。ウェブ電話を活用した広告サービスもあるので、ウェブサイトを持っていない企業でも、ウェブ電話を使ったマーケティングが展開できます。

この記事は、書籍『ウェブ電話のすべて ～ネットマーケティング最前線』の内容をWeb担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

• 『ウェブ電話のすべて』
• ISBN 978-4798115641
• 1,680円（税込）
• 大正谷 成晴 著、
  株式会社リンク 監修
• 翔泳社

ウェブ電話のすべて ～ネットマーケティング最前線
ウェブサイトからボタンをクリックするだけで電話がつながる
ネット営業の最終兵器を活用しよう

ウェブ電話は、企業や店舗とサイト閲覧者をダイレクトにつなぐ「ネット営業の最終兵器」となり得る技術として関心が高まりつつある新しいコミュニケーションツールだ。ウェブ電話のサービスを使えば、お客様はウェブサイトに設置したボタンをクリックするだけであなたの会社に電話をかけられる。ユーザ側には通話料がかからない無料ダイヤルなので、サイト運営者側には、お客様からの問い合わせが増える、直接話せることにより成約率がアップするなどのメリットがある。

本書は、すぐにでも応用できる導入事例を満載しつつ、ウェブコミュニケーションの仕上げとなるであろう最新ツールとその利用の実際を解説する。ネットでより多くの顧客を獲得したいすべての人たちにとって、ネット戦国時代を生き抜くための具体的な指南書となるだろう。

ウェブ電話 → http://web-denwa.jp/