ニコニコ動画 オークションを生放送 モバオク、auと共同で
ニワンゴが運営する動画投稿サイト「ニコニコ動画」で10月1日、声優やネットアイドルらが参加する東日本大震災のチャリティーオークションを19時から生放送する。
チャリティーオークションは、携帯電話向けオークションサイトを運営するモバオクと、KDDI、ニワンゴが共同で実施。人気アニメの関連商品やフィギュアなどが出品される予定で、声優の相沢舞さんの司会のもと、落札状況を生放送する。
売り上げの全額を、日本赤十字社などを通じて被災地に寄付する。オークションに参加するには、月額315円かかるモバオクの会員に登録する必要がある。生放送の視聴にはニコニコ動画の無料会員登録が必要。
ニコニコ動画の収益源は、優先視聴などの特典が受けられる「プレミアム会員」が支払う月額525円の会費と、広告収入が柱。チャリティーイベント自体は売り上げに直結しないものの、視聴者数が増えれば広告収入の増加につながる。
「会社のPRや商品の宣伝のために生放送枠を購入する企業が増えている
」(ニワンゴ広報部)と話しており、登録会員数や視聴者数を増やすことで、メディアとしての価値を高める狙いもある。
無料会員も含めると、今年6月末時点で約2283万人が登録している。4月2日に生放送したチャリティーイベントでは、9時間の放送中に約47万人が視聴しており、今回の視聴者数にも注目が集まっている。
・プレスリリース
→ http://info.niwango.jp/news/pdf/2011/20110922_02.pdf(PDF)
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